障害者施設での虐待を描いたTVドラマ「聖者の行進」
予想もしない結果に終わったアメリカ大統領選挙。まさか人種差別や排斥を大声で訴えたトランプが勝つとは思いもしませんでしたが、今となってはやけにリアリティをもってしまったのが、ディズニー映画の「ズートピア」
この映画の主人公はウサギさん。ウサギはそもそも攻撃性はなく、肉食獣のエサになるような草食性の小動物です。そのウサギちゃんが「もう我慢はいやだ、私は自分の人生を生きるのよ」、と小さい頃からの夢だった警察官を目指し、努力かなって夢を実現します。しかし現実はそう簡単には生きません。色々な差別や権力に振り回されながらも、戦い抜いて「すべての動物が幸せに暮らせる国」を守っていこうとするストーリーです。
しかしその背後にはさまざまな陰謀や計略によって、自由と平等と希望の国「ズートピア」の国民動物を分断しようとする悪い輩が。そいつらは、「肉食動物対草食動物」という対立の構図を作り出し、国民を分断することによって国内の不安を煽り、それに対する規制と権力の奪取を狙うのでした。
なんとまあ、今回の大統領選でトランプが取った戦略や主張と共通することか!考えてみれば、大阪の橋本さんにしても東京の小池さんにしても、総理大臣の安倍さんにしても、必ず仮想の敵を拵えて、現実生活の危機を主張し、自らの主張を訴えて権力を握ってきました。一つの戦略としては有効なのでしょうが、その背後には必ず国民の分断と危機感を操作してきたのです。
それが過激になると、イスラム国やさまざまな過激思想の行うテロ行為にまでつながるのでしょうが、私たちはその手法に惑わされない冷静さと賢い判断が必要なのだと思い知らされます。「ズートピア」がアメリカを指しているjことは間違いないでしょうし、人種のるつぼ・宗教の共存している国だからこそ、こう言う映画が作られたのでしょうね。
さて、現実のアメリカはこれからどうなっていくのか、今一度「ズートピア」をアメリカ国民自身が見直す必要があるのかもしれません。
うつ・発達障害・不登校・不適応等のお悩みに カウンセリング・オフィス岸井
□■□■□■□■ 【カウンセリング・オフィス岸井】□■□■□■□■
☆初回面接は無料です☆
JR・阪神「元町」阪急「花隈」神戸市営地下鉄「県庁前」駅からいずれも徒歩5分
電話:090-1243-9646 メールはホームページからもできます