<身体症状症> 身体の不調が気になって頭から離れない
このテーマでは、いくつかのこころの問題について簡単な説明をしてます。もしかしたら自分が当てはまると思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、くれぐれも自己診断せずに、気になる場合は必ず信頼できる専門の医師に受診してください。私たちカウンセラーは診断はできませんが、メンタルなケアが必要な場合はお力になれるかもしれません。ご相談下さい。
今日取り上げるのは「素行症/素行障害」と言われる疾患。残念なことですが、時折メディアで驚くような残虐な事件や犯罪が報じられることがあります。具体的な事件は避けますが、それらは「他者の基本的人権や社会的な規範を侵害」していることで共通しています。例えば凶器を用いたりして、執拗で重大ないじめや脅迫、威嚇を繰り返す。それらが人に対してだけでなく動物へと向かうこともありますね。
このような「人や動物に対する攻撃性」や、放火や破壊、あるいは窃盗や詐欺、建造物への侵入と言うような「所有物の破壊」「虚偽性や窃盗」「重大な規則違反」などがしばしば見られ、それが周囲の日常生活に大きな支障をもたらしている時、「素行症/ 素行障害」と言われます。
こういう行動を起こすパーソナリティに良く見られる特徴として、「後悔」や「罪責感」の欠如が見られたり、冷淡で共感や思いやりと言うものが感じられない、自分の振る舞いに対する反省や良心の呵責と言うものが感じられない、その場限りの浅はかで表面的な感情しか感じられない、と言うような点が見られるようです。勿論人によりその程度は違いますが、いずれにしても、場合によっては非行や犯罪につながるので周囲の人達が悩まされることに違いはありません。
こういう状態を描いた映画もいくつかあるようです。私が取り上げた作品のいくつかを載せておきますので、興味のある方はご覧ください。
映画「少年は残酷な弓を射る」:少年はどうしてこんな残虐な行為をしたのだろう?
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/51890/
映画「悪い種子」見てはいけないものを見てしまったような、しかし目を背けてはいけない作品です
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/56875/
見るたびにタメ息がでる映画「ある子供」
http://mbp-japan.com/hyogo/officekishii/column/56748/
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