まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ神戸
岸井謙児

あなたの心の悩みに誠実に対応するカウンセリングのプロ

岸井謙児(きしいけんじ)

カウンセリング・オフィス岸井

コラム

大切なことは絵本から学んだ<133> 私たちはどこからきてどこへ向かうのか 「みち」

大切なことは絵本から学んだ

2016年7月24日 / 2018年9月24日更新

今回取り上げる絵本は阿部海太さんの「みち」



タイトルと表紙の絵を観るだけで、この絵本が伝わってくるような印象を持ちます。こどものような男女がただ「みち」を歩く。「みち」って何だろう?どこからか始まってどこかへ通じるもの。ただ一直線とは限りません。曲がりくねったみち、まよいみち、戻りみち・・・・。それにしてもみちがあるということは、どこかへ行くことを求められている。「今、ここ」にいるだけでいいのなら「みち」はいりません。

ただしどこかへ行くことが求められているとしても、「いま、行くべきか」「どう行くべきか」はその人の判断に任されています。さらに「なぜ、行くべきか」となると、そもそも「このみち」を行くべきか、「別のみち」や「みちをはずれる」ことも考えなければいけません。

したがって人が「みちをいく」ということはたぶんに「意識的な営み」なのです。そしてそこに選択と判断と行動が伴います。

あるクライエントが書いた絵に「みち」がありました。そしてさらにそこには「道しるべ」も書かれていました。「道しるべ」は「この道が何処に続くのか」を示してくれるものです。ところが彼が言うには「この道しるべには『ここは、ここ』としか書かれていない」と言われました。

「ここは、ここ」確かにそうでしょう。でもそうならば彼の「みち」はどこへ続くのか?その時クライエントは身動きができずに「ただ今」をやり過ごすことに精一杯だったのです。

ではその「みち」は意味がないのか?そうではないと思います。今は、まだ歩き始める力はないけれど、でも確かに「みち」はある。どこかへ通じる「みち」はある。それだけでも未来はある、と私は思っています。


★☆★ こんな絵本も  ☆★☆
大切なことは絵本から学んだ 26  ドンマイ、ドンマイ!! 「おひさま あはは」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/47001/
大切なことは絵本から学んだ<96> 発達障害ってなに?絵本「つながろ!」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/52285/
大切なことは絵本から学んだ<47> 「おおきくなるっていうことは」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/50378/
大切なことは絵本から学んだ  ⑳ 自閉スペクトラム症の「あっちゃん」の絵本
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/45960/
大切なことは絵本から学んだ <52> 「おおきな木」は、 永久の時間を知っている
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/50970/
大切なことは絵本から学んだ<49> 素敵な大人の絵本「森へ行く」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/50641/
大切なことは絵本から学んだ ㉓ 父親と娘のビミョーな関係「パパとわたし」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/46483/
大切なことは絵本から学んだ 29 こころの中の怠け虫を退治しよう! 「これもむし ぜんぶむし」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/47981/
大切なことは絵本から学んだ 26  ドンマイ、ドンマイ!! 「おひさま あはは」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/47001/
大切なことは絵本から学んだ㉔ どうみても立派な人になるわけです! 「みんながおしえてくれました」
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/46847/
大切なことは絵本から学んだ ⑯ 「いけちゃんとぼく」西原理恵子
http://mbp-kobe.com/officekishii/column/45355/

うつ・発達障害・不登校・不適応等のお悩みに カウンセリング・オフィス岸井

□■□■□■□■  【カウンセリング・オフィス岸井】□■□■□■□■   
              ☆初回面接は無料です☆
JR・阪神「元町」阪急「花隈」神戸市営地下鉄「県庁前」駅からいずれも徒歩5分         
電話:090-1243-9646  メールはホームページからもできます

この記事を書いたプロ

岸井謙児

岸井謙児(きしいけんじ)

岸井謙児プロのその他のコンテンツ

Share

岸井謙児プロのその他のコンテンツ