大切なことは絵本から学んだ ① こころの「とげとげ」の針は、自分にも突き刺さる 「とげとげ」
“どんより くらい あさでした。そとは じゃあじゃあぶりの あめです。パパは ママにいってきますの キスを わすれて 出かけてしまいました。 ただでさえ きが めいるるような くらい あめのひです。 ままは ふきげんになりました。”
さてさてママの不機嫌は、これからどうなっていくでしょう？それを知りたければこの絵本をどうぞ！
おや、？これってうちの話じゃないのかな？って思いたくなるような、良くある日常の一コマ。大体、パパの無愛想な態度がママの機嫌を悪くさせて、その八つ当たりが子どもにぶつけられます。
そし八つ当たりをまともに受けたジョナサンは、姉さんのサリーと兄弟げんか！ﾌﾟﾝﾌﾟﾝに怒って学校へ行ったサリーはクラスの友だちマージョリーに八つ当たりの悪口！
するとむかっ腹を立てながら家に帰ったマージョリーは、弟のエディに難癖をつけるのは必定！そしてむしゃくしゃしたエディの向かう先には、ペットの犬のパジーが！
さて、この後どうなったでしょうか？
すべての救世主は、実はこのペットのワンちゃんのパジーでした。だって、パジーはどんなにエディがパジーに八つ当たりしても、決してへこたれません。パジーはとにかくエディと遊びたくて尻尾をビュンビュン振りまくってはじゃれついていって、顔をペロペロなめまわすのですから。おかげで機嫌の直ったエディは笑顔でお姉さんのマージョリーに。すると弟の笑顔につられてマジョリーもいつの間にか笑顔に・・・・。
な～んて、まるで「風が吹けば桶屋がもうかる」式に、次から次へと伝染していった不機嫌が、ワンちゃんのパジーのおかげで、まるっきり反転して笑顔の電線の循環を作り出していくのでした。
案外、日常ってこんなものかもしれませんね。それにしても、ペットのありがたさ！
さて、最後はどうなったかと言うと・・・
“ゆうがたの ５じごろです。おひさまが ぱあーっと かおをだしました。ことりもピーピー なきはｊめました。パパが かえってきたのは そのときでした。 パパは ママに ただいまの キスをしましたよ”
めでたしめでたし！
◇◆◇ こんなこと、あるある！
大切なことは絵本から学んだ ２６ ドンマイ、ドンマイ！！ 「おひさま あはは」
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大切なことは絵本から学んだ＜96＞ 発達障害ってなに？絵本「つながろ！」
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