障害者施設での虐待を描いたTVドラマ「聖者の行進」
正月休みはこれまで溜まっていたビデオを見ようと思います。まず最初に見たのが、多重人格の主人公の心理サスペンス映画「レイジングケイン」。
一部の映画通に評価の高い映画だということですが、私はまた別の観点からこの映画を興味深く見ました。と言うのは、日本でも最近多重人格が取りざたされる事件が起きていたからです。
ご存知ですか?
「声優のアイコ」を名乗り、男性に睡眠薬入りの酒を飲ませて金品を奪う方法で、東京都内などで相次いで起きた5件の事件で昏睡強盗罪などで起訴された神(じん)いっき容疑者。彼女はFTM(生物学的には女性ですが、性自認としては男性であるという性同一性障害者)であり、本人の主張によれば何人もの別人格を持つ解離性人格障害者でもあるといいます。
この事件に関してはこちらの記事を参考にしてください。
しかしこういう場合責任は問えるのでしょうかね?本人が基本人格の時は全く意識していないわけですから。しかしだからと言って別人格の時はきちんと意識しているでしょうからね。難しい問題です。
さて映画の方は基本人格は児童心理学者である主人公が、基本人格の時も、また別人格の時にも犯罪を起こします。心理サスペンスなのでそこらあたりがややこしいのですが、アルフレッド・ヒッチコック監督の作品「サイコ」に大きく影響された作品だということです。ネタバレしても困るので全部は言えませんが、ラストシーンなんか、なかなかゾッとしました。
興味がある方はゼヒどうぞ!
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