大切なことは絵本から学んだ ① こころの「とげとげ」の針は、自分にも突き刺さる 「とげとげ」
今回取り上げる絵本はこれ
なんでしょうね、この絵本のもたらす「ほんわかとしたあたたかさ、安堵感」は。決して派手な絵本ではなく、どっちかと言うと地味でストーリーもドラマチックではありません。ただただ小さな木が、ゆっくりゆっくりと成長していく様子を暖かく描いています。
“あたたかな はるひに ちいさな きが めを だしました。そよそよ・かぜも ふいていて、ちいさな きは しあわせでした。でもね、ちいさな きは ひとりぼっち”
そこへとなりに「みどりのくさ」が芽を出しました。友達になった二人。でもみどりの草の成長は早く、ちいさなきを追い越してぐんぐん大きくなり、葉を出しやがてきれいな花を咲かせました。・・・・でもちいさなきは まだ小さいまま。
この絵本を読んでもらう子どもの立場に立ってみると、自分自身を小さな木に重ね合わせる子どもたちは沢山いるのではないでしょうか。子供の成長には個人差があり、早く背が高くなる子や言葉を覚えられる子もいればなかなか思うように行かない子どももいます。
でも安心してください。季節が巡り時が来れば小さな木もやがては大きくなり、葉をたくさん茂らせやがてはきれいな花を咲かせるのでした。このような小さな木の成長と自分自身の将来を重ね合わせて、読み聞かせしてもらいながらホットしている子もいるんじゃないかな?
きっといるよね。あなたのそうかな?でも、大丈夫だよ。心配ならこの絵本を「もう一度読んでもらってくださいね。
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