映画「精神」:「病と共に生きる人」、そしてその彼らと共に生きる人
いや~、まいったね~。
「事実は小説より奇なり」と言う言葉がありますが、サイコパスが登場する映画の脚本家が、自分で考えたキャラクター通りのサイコパスに悩まされるというストーリー、「セブン・サイコパス」
いや、悩まされる、どころではありません。
なにしろ相手はサイコパス。
猟奇的な殺人やあくどい犯罪を起こしても、全く良心が痛まない。
これは怖いですよ。
漫画や小説の中でグロなストーリーがあっても、それはそれで非日常の冒険ですが、
それが目の前に現れるとしたら、まぎれもなくホラー。
それが何と7人も。
次々と悲惨な過去からこころのバランスを崩したのか、殺人を犯しては死体を切り刻む夫婦の二人。
娘を誘拐して残虐非道に殺して服役した男。
そしてその自分の娘を殺した相手を追い詰めて自殺へと追い込む、死神のような男。
ギャングの親分で、自分の犬のためなら迷わず人殺しをする男。
その親分の犬を誘拐して、最後はギャングたちと銃撃戦をして死ぬことを楽しみにしてその通り死んだ男。
ベトナム人の仏教徒で戦争の恨みを晴らすためにアメリカ退役軍人の会に、女性を自爆テロさせるために追い込む男。
こいつらが、それぞれ「自分はまともで、アイツらはサイコパスだ、やれやれ」と思い込んでいるわけです。
こっちが「やれやれ」と言いたくなる面々ですが、
やっぱり、現実では決してこの手の人とは友達になりたくないですね(^^;)
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