ドキュメンタリー映画「徘徊」:認知症の母と娘の日々を描いた作品
強迫性障害に苦しみむ男性とその彼女。
そしてもう一人パニック障害に苦しむ母娘の確執。
それぞれの見通しの持てない日々。
苦しみながらも、出口がなかなか見つからず、結局周囲の人々も巻き込むことになってしまう。
彼らの苦しみを淡々と描いたドラマ「こぼれる月」です。
世の中には彼らの苦しみを理解する気持ちがなかったり、逆に人の苦しみに付け込んで利用しようとする人も沢山います。そういう人たちとの相克も描かれています。
映画としての成熟度は高くはないのですが、この映画の監督の坂牧良太さんが自身の体験をもとに取った映画だけに、なんとなく出口の見えないトンネルの中を歩き続けて居る印象は良く伝わってくるようです。
しかも彼らが何ら特別な人ではなく、ひょっと自分の横を見ればそこに佇んでいる、という感じも伝わって来て、
劇的なストーリー展開のないドラマであることが還って体温を感じさせてくれている、そういう映画ですね。
興味を持たれたらどうぞ!
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