ネガティブな言葉をリフレイミング(言い換え)! ➆ 「いい加減なやつだ」
ネガティヴな言葉を、出来るだけポジティヴな言葉に言い換え(リフレイミング)してみましょう。
目の前の世界の様子が一変するかもわかりませんよ。
今日のネガティヴ言葉は「図々しい」
<あいつってホント「図々しい」よな。いつでも自分の意見を押し通そうとするし>
とか
<あの子、本当に「図々しい」わね。いつでも話に入ってこようとするし・・・>
なんてあまり良いイメージのない「図々しさ」。
でも、これってかなり日本人特有の性格なのかもしれません。
外国で暮らしたり、もめごとに巻き込まれた時に、日本人特有の「控えめさ」で「謙虚に」ふるまっていたら、絶対ヒドイ目に合いますよ。
何より欧米人は「自己主張できることが自立の証拠」なのですから。
「図々しさ」は、勝負事には欠かせない要素
謙虚に振る舞っていたら、それを察して、良いように解釈してくれるだろうなんて甘い考えは通用しません。
それを一番感じたのは、テニスの錦織選手のインタビューコメント。
「もう勝てない相手はいないと思う」とか、ものすごく強気の「図々しい」コメントが連発されました。
しかしこれこそ、大切!
「図々しい」は悪いことではなく「堂々とした」「積極的で」「自信にあふれた」「押しの強い」態度なのです。
特に勝負事をするなら、ゼッタイに欠かせない要素でしょう。
マイケル・チャンが指摘した、錦織圭の甘さ
それを見事に看破したのが、あのマイケル・チャンコーチ。
彼の錦織選手への鋭い指摘があってこそ、錦織選手を今の地位に躍進させたのだと思います。
その時の二人の対談の動画を見つけました。
3分過ぎぐらいから、チャンコーチの鋭い指摘が始まります。どうぞご覧ください。
「あなたは大きなミスを犯した」
「それは『決勝でフェデラーと当たると思うとワクワクする。
彼は偉大な選手で、昔から私の憧れの選手あのです』と言ったことです。」
「コートの外で誰かを尊敬することはかまいません。しかしコートに入ったら『お前は邪魔な存在なんだ』と言い切る決意が必要なんだ。『優勝するのはおまえじゃない。俺だ!』と言い切る気持ちがなければ戦う前に負けています」
凄いですね~。
この強い気持ちと図々しいまでの自信がなければ、弱肉強食の世界では生き残れないのです。
さぁ、みなさん、これから「図々しく」生き残りましょう!!