ネガティブ言葉をレフレイミング 14 緊張しがちなあなたへ 「明日の面接失敗したらどうしよう」
今回のネガティヴ言葉をリフレイミングは 「どうせ・・・・」
「・・・」にはいろいろ入りますよね。
「どうせ、失敗するに違いない」
「どうせ私の言うことなんか聞いてくれないにちがいない」
「どうせ俺は頭が悪いよ!わかってんだ!!」
な~んて。
買わない宝くじが当たるはずがない
この「どうせ」っていうやつはちょっと曲者です。
なにしろ「どうせ」の後にはネガティブな言葉しか続かないからです。
「どうせ」=「何をやっても、結果はわかっている」という意味ですね。
言い換えれば「努力しても、無駄、結果はわかっている。どうせだめに決まっている」、
つまり、ある状態を初めから決まったものとして考えて、努力しても無駄だ、と決めつけているわけです。
そう考えてしまうと、やる気が起きないのは当然。
「もう、や~めた」と投げやりな気持ちになります。
でもちょっと待ってくださいよ。
これってよく考えると、ひょっとしたら自分が失敗するのではないか、という不安に対する単なる言い訳ではないのでしょうか?
「宝くじなんてどうせ当たらない」かもしれないけれど
「買わなければ当たりっこない」のは絶対の事実。
最初から諦めていては、「もう試合終了」ですよ。
アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる
「何かをやりたいと強く思う、それも自分だ。
しかしその自分のやりたいことのじゃまをすることにも、だれよりも熱心なのが、自分なのだ。
たいていの僕らは、アクセルを踏み込みながらブレーキも踏んでいる」
コピーライターの糸井重里さんの言葉ですが、「どうせ」と言う言葉には自分に対するブレーキの意味が含まれています。
「いつも・・・上手く行かない」
「みんな・・・そう思っているにちがいない」
「どうせ・・・・決まっている」
これらの言葉が思い浮かんだら、要注意!
「本当にそうか?」と自分に問いかけましょう!