ネガティブ言葉をレフレイミング 14 緊張しがちなあなたへ 「明日の面接失敗したらどうしよう」
「ネクラ」とは「根が暗い」と言う意味でしょうね。
つまり、何人かでいる時にもあまり騒いだり、自分の意見を言わず、じっと聞いている時間の長い人のイメージでしょうか。
少し、悲観的なイメージもあるかもしれません。
しかし、果たしてネクラがそんなに悪く言われることなのでしょうか?
暗いということは・・・
「暗い」というと何を思い出しますか?
例えば夜寝る時は、ほとんど人は電気を消すでしょう。
周りが暗闇になると、周囲が見えなくなる代わり自分だけの世界が広がるのです。
そしてその自分だけの暗闇の中で、さまざまな思いを巡らしたり、夢を見たりするわけです。
つまり「暗い」と言うことは
⇒「自分の心の世界を大切にしている」ということでもあり、「内的な世界が豊か」であると言えます。
逆に「ネアカ」なんていう言葉もありますが、この「ネアカ」な人のイメージは、外交的で思慮深いというより行動的で、見ようによっては軽佻浮薄な場合も・・・・
⇒また内面でいろいろと考え事をしていると言う意味で、「思慮深く」「知的な印象」も与えてくれます。
私の個人的な考えでは、内向的な人は明るく元気なネアカな人に比べ、子ども時代は損をするけれど、大人になると自分の世界を持っている人として深みを感じさせてくれる存在になるような気がしています。
「ネクラ芸人」と言われる人を検索すると・・・
その代表がいわゆるネクラ芸人の人たち。
ただ脳天気に明るいだけでなく、何かもう一つ自分の世界を持っていそうな人がたくさんいます。
ちなみに「ネクラ芸人」で検索してみるとこんな人達が・・・
「松本人志さん」:松本さんは「元ネクラ芸人」と呼ばれていたそうです。
「太田光さん」:爆笑問題の太田さんは、学生時代は友人もなく、ほとんど無口だったとのこと。
「オードリーの若林さん」:人見知りで有名な若林さん。家では一人でジェンガをしているとか!?
「千原ジュニア」さん:若い頃は不登校で引きこもり生活でした。
「ピース又吉さん」:この方も有名なネクラ芸人。
まだまだいますよ、「有吉弘之さん」「オリラジの中田あっちゃん」「バカリズムさん」「ブラマヨの吉田さん」・・・・
何と、森三中の黒沢さんも「打ち上げ会場では誰とも話さず一人でラジオを聞いている」とか・・・。
皆さん人生の前半は生き辛かったでしょうが、後半生になって活躍なさっています。
最後に絶望名人の小説家 フランツ・カフカさんの一言を。
「一番うまくできることは、倒れたままでいることです」
ここまで行けば、スゴイ!!
<この人が、カフカさん。確かにクラそう・・・>