ネガティブ言葉をレフレイミング 14 緊張しがちなあなたへ 「明日の面接失敗したらどうしよう」
さて、つい頭に浮かんできてしまうネガティブな考え方や言葉をポジティヴに言い換える練習をしてみましょう。
この言い変えを「リフレイミング」とも言います。
ものごとを見る枠組み(フレーム)を変えようという試みですね。
例えば「うちの子は本当に落ち着かなくて困る」と言うような場合の「落ちつきのなさ」を、
少し見方を変えてみるとこういう風に見ることもできます。
「落ちつきがない」をリフレイミングすると・・・
「落ちつきがない」
⇒ ①「エネルギッシュだ」
確かに。あちこちと動き回る姿を見ていると、もっと落ち着いて欲しと思う気持ちもわかりますが、
もし逆にいつもじっとしていて動きが極端に少なくなったら、きっとお母さんはこういうと思いますよ。
「うちの子は元気がなくて、なんだか心配だ」。
そう「落ちつきがない」とは「エネルギーがある」ことです。
⇒②「興味関心が広い」
これも確かにそうですね。
一見集中力がないとも取れますが、言い変えると「興味関心が広い」。
好奇心旺盛で何事にも興味を持って関わろうとする。素晴らしい!
⇒③「生き生きとしている」
う~む、これもポジティヴな見方です。
ボ~としていて、死んだ魚の目のような状態よりも、何事にも目を輝かせてクリクリ動かしている様子が浮かんできます。
どうですか?「うちの子どもは本当に落ち着きがなくて困る」という言い方のネガティヴな面をポジティヴにとらえなおすことで、これまで欠点だと思ってきたことが長所にも見えてきます。これだけでお母さんたちの子どもさんに関わる印象が、かなり和らいでくると思います。
「ポジティヴ・シンキング」は一つの技術です
「え~、そんな簡単にポジティヴに思えない・・・」
と言われるお母さんも大丈夫。これは一種の技術です。練習しなければ上手くなりません。
言い変えれば練習さえ積めば誰でもある程度まではできるようになりますよ!
そう!ポジティヴ・シンキング!!