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コラム
「ランドセル俳人の5・7・5」ー学校に行けなくても、俳句があるから僕は生きていける!ー
2014年7月25日 公開 / 2014年8月1日更新
「ランドセル俳人の5・7・5」という小林凛君の本を御存知ですか?
944グラムの超低体重児として生まれ、視知覚等に困難を抱えながらもランドセルを背負って入学した小学校で、壮絶ないじめにあう。しかし不十分な対応しかしない学校に命の危険を感じ「自主休学」をした凛君。祖母に影響を受けたのか、いつの頃からか、目に映るもの、自然に触れたことをそのまま俳句に詠み始めたということです。
「いじめられ行きたし行けぬ春の雨」
「春の虫踏むなせっかく生きてきた」
「おお蟻よお前らの国いじめなし」
「生まれしを幸かと聞かれ春の宵」
「ブーメラン返らず蝶となりにけり」
(すべての句は「ランドセル俳人の5・7・5」小林凛 ブックマン社より)
私は俳句のことは全く知りませんが、
しかし彼の感性の素晴らしさに、ただ脱帽。
もし興味をお持ちでしたら一度手に取ってみてください。
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