大切なことは絵本から学んだ ③ 「いろいろあっても あるき つづける」
今日の絵本はこれ
もう15年以上も前に出された絵本ですが、私の持っている版でさえ、もう48刷(2007)。
何年たっても、いや今だからこそこの本の意味が大きくクローズアップされてくると言ってもいいでしょう。
あとがきに作者の松谷みよ子さんがこう書かれています。
“数年前、一通の手紙が来た。
わたしのいもうとの話を聞いてください、という手紙であった。
いじめにあい、登校を拒否し、心を閉ざしてしまった子。
最後の、『わたしをいじめたひとたちはもうわたしをわすれてしまったでしょうね』という
最後の言葉まできたとき、わたしはこみあげるものをとどめることができなかった”
小学校の時に受けたいじめが、いもうとのこころをとざしてしまったのです。
いもうとは部屋に閉じこもってご飯もたべず、口もきかなくなってしまいました。
月日は過ぎ、周囲の子どもたちは中学生になり、高校生になってもいもうとはこころをとざしたまま。
そして最後には・・・・・・・・
松谷さん自身、いじめられた経験がおありだそうです。
なんとかしなければ、何でこんなことになったのか。
私にできることは何があるだろう?
そしてあなたは?
カウンセリング・オフィス岸井
思春期・青年期の不登校・発達障害、成人のうつ・不適応に
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