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ストレートネックの対処改善法。改善ポイントは”腰折れ”の修正

八巻稔秀

八巻稔秀

テーマ:肩こり&腰の張り改善の基礎知識

こんにちは、姿勢トレーナーの八巻です。


今回は肩こり・頸こりの原因の一つとされる
「ストレートネック」について取り上げます。



ストレートネックとは?



肩や首のコリにお悩みの方ですと、
ストレートネックという言葉を聞いたことあるよという方も多いかもしれません。


ストレートネックとは、ざっくり言えば言葉の通り、
まっすぐになってしまった首
です。

本来、首の骨・頚椎は、
前弯と言って前側にたわんだ状態になっています。
それで頭が体の真上に乗る事が出来ます。

それに対してストレートネックになると、
頭は頚椎より前に位置してしまうので、
首の後ろの筋肉への負担が大きくなってしまいます。
常に首の後ろの筋肉は、頭が前に落ちないように支えている形になり、
緊張しっぱなし・コリや痛みへとつながるという図式です。


ストレートネックの大きな原因・”腰折れ”



そもそもなぜストレートネックになるのでしょう?
それは姿勢によるものですが、

やはり、パソコン作業などの事務作業をしている人は、
そのリスクは高いと思います。
どうしても画面を見るために無意識に頭が前に出てしまいがちになります。
頭が前に出た状態のまま立ち上がると
そのまま頭が前に出たままの立ち姿勢になる人が多いです。



立った時に、腰の上の方(位置は個人差あります)から
体が折れて、背中が後ろへ倒れるような形になると、
頭はそこから前へ落ちるような姿勢になります。
これが実際に指導していて、一番多いパターンです。

反り腰
右はまっすぐに立てている状態を表したもの。
左は腰折れとストレートネックの状態。
腰で体が折れ、上半身が後ろにそっくり返るので、
頭はそれに対して前へ。頚椎の湾曲が無くなってしまう。



ストレートネックになっている大元の原因は、
腰のところで体が後ろに折れてしまっている事です。

実際に肩やくびだけでなく、腰も痛いという方は、
こんな姿勢のパターンを疑ってみるといいでしょう。


腰折れ姿勢=腰が縮んでいる→腰を伸ばす



そんな風に、「腰折れ」してしまっている姿勢を治すには、
どうすればいいのでしょうか?

前回の反り腰の記事のところでもお話したのとかぶりますが、
反り腰や腰折れは、骨盤とろっ骨が後ろ側で近づいてしまっている状態です。
重力に負けて体がつぶされている状態です。

重力につぶされて、背骨が折れちゃっていると考えていいでしょう。
折れているところは実際に障害も起きやすいと思います。


なので、この縮んだところを伸ばし、腰折れ状態を改善していく必要があります。


縮んだ腰を戻そう。腰のストレッチ


やり方自体は簡単ですが、
伸ばしづらいと感じる人も多いかもしれません。

反り腰改善
骨盤とろっ骨の間を拡げるようにし、
徐々に前かがみの姿勢をつくっていきます。
腰のあたりがストレッチされている感じがしてくればOKです。

痛いと感じるようであれば無理にやらないようにしてください。


そして、骨盤とろっ骨の距離を開けたまま、座ってみましょう。
このあたりを伸ばすだけでも、頭が体の上に戻る方もいます。
個人差はあるとは思いますが、まずはこんなところを心がけてみるといいでしょう。

また次回続きをお送りしたいと思います。

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八巻稔秀
専門家

八巻稔秀(スポーツトレーナー)

TYカラダ調整セラピー

独自のエクササイズ「カラダ調整体操」をベースに、体のゆがみを本来の形に整え、正しい姿勢や動作へ導くトレーニングメニューを提供。スポーツイベントや出張指導で、生き生きとした日常を応援します。

八巻稔秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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