【姿勢改善】【腰痛予防】お家で出来る体幹トレーニング&ストレッチ「カラダ調整体操」解説その②
筋肉のコンディションを良好に保つための、エクササイズとは?
こんにちは。
カラダ調整体操の解説記事、今回が最後になります。
最初の記事でお話したエクササイズは
主に「体幹の筋肉をを伸ばして背骨を積み上げる」事が目的で、
2つ目の記事でのエクササイズは
「背骨の動作を踏まえた筋力トレーニング」になります。
そして3つめは、
「筋肉のテンション(張力)を向上させ、コンディションをアップさせる」
ためのエクササイズになります。
”行ったり来たり”をする事が、筋肉をフレッシュにする!
筋肉の能力と言うと、筋力や柔軟性が思い浮かぶと思います。
でも、それらだけでもダメなのですね。
筋力が高くても、力の発揮方法が違っていれば体は思うように動きませんし、
柔軟性があればいいというものでもありません。
特にスポーツでは瞬間的に大きな力が必要な事があります。
そんな時に必要な筋肉の能力は言うならば、
新しいゴムのような張力です。
大きく伸ばされてテンションがかかり、それが解かれると大きく縮む力になる。
そんな力です。
筋トレで筋肉を縮めるトレーニングばかりすると、伸びなくなりますし、
ストレッチばかり(スタティックスストレッチ)をすると、古いゴムのように張力が無くなってしまいます。
そうならないように、関節を大きく動かして
筋肉を大きく伸び縮みさせて使ってあげます。
そうすると、新しいゴムのように張力を保つ事が出来ます。
姿勢の維持においても、これは重要です。
筋肉が伸び縮みして行ったり来たりする事は、
姿勢を元の位置に戻す能力にもつながってくるからです。
例えば前屈みになった体を後ろに戻す時、
後ろへ戻す力が弱いと戻って来られません。
ですのでニュートラルの位置から前後左右に均等に振れる事で
どちらからも行って帰って来られるように筋肉を教育してあげるのです。
背骨から大きく体を動かして、腕・脚を動かそう!
体幹から指先まで、全身を使ったエクササイズです。
四つん這いで対角線上に腕と脚を上げ伸ばしたところから
腕・脚を上へ少し伸ばします。
体は少し反らし、目線は指先を見ます。
そこから肘と膝を体の中心に引き寄せ、
体を丸めていきます。
スピードをつけて素早くやってもいいですね。
投げ下ろす動作で、肩まわりの筋肉をほぐす。
今度は立ってのエクササイズです。
腕を斜め後ろの方向に伸ばし、
胸の筋肉も同じ方向へ伸ばすようにします。
その腕を振り下ろします。
最初はゆっくりで、
徐々に振り下ろすスピードを上げます。
それを反復します。
最後は大きく腕を動かして深呼吸をしましょう。
以上がカラダ調整体操の解説です。
こちらを踏まえて行ってみてください。