自宅にて正しい運動をして欲しいという思いから(その2)
先日、
『腰から両脚にかけて痺れがあるんだよ』
とあるお客様から相談を受けました。
その方の骨盤の左右の位置角度
股関節の動きをチェックしたり、
膝から踵までの位置をみましたが
特別悪いところは無し。
尾骨から頸椎までの脊柱や
肋骨、肩甲骨や肩関節をみましたが
ここも特別悪いところがありませんでした。
何か見落としてるはずと思い、
「ところでその痺れはいつからありますか?」と聞くと、
『一か月前から』
「一か月前、何か始めた事ありますか?」
『テレビでたまたま観たもも裏のストレッチを毎日やってるけど、』
という事で幾つか動いてもらったら
動作時にもも裏の筋肉のスイッチが入ってないので
もも裏を正しく意識できるピラティスのエクササイズをご案内しました。
その結果、
『もも裏の筋肉の疲労は感じるけれども痺れはとれたよ!』
との事でした。
この方の場合には
もも裏の筋肉がもともと弱かったところに
さらにストレッチを続けてさらに弱くなってしまったと推測されます。
やはりエクササイズは
一人一人に合ったエクササイズを行わないと
かえって健康を害する事があります。
自宅待機している人が多い昨今ですから
正しい運動の選び方や
エクササイズを
これから提案していこうと思います。