プロに任せておけば良いの嘘
実用化されている近未来
近未来とは、既知の技術又は、もっと効率化すれば、充分実用性のある技術を用いて実現される世界です。現在との違いは、生活習慣や、風習の違いで実現に至っていないだけで、人々が発想を変えて対処すれば、簡単に実現できる世界です。
家のお悩みで「有ったらいいな」の殆どが可能になりつつあります。
真夏や真冬に家に帰って来て、空調機が立ち上がるまでの間暑い(寒い)思いをする時、家に誰かいて先に空調機を付けててくれないかな、、、なんて思いましたが、今の新機種のエアコンは、スマホで屋外からスイッチのON/OFFが出来る様になっています。
廊下の照明の消し忘れ防止のために、人感センサー付の照明が出来ています。トイレの消し忘れや、玄関灯にも対応出来ます。
家に帰ればすぐにお風呂に入れる様に、スマホでお湯張りも可能になっています。鍵の閉め忘れも遠隔操作で施錠開錠が可能です。
家事労働からの解放も目前に迫ってます。床の掃除は既にロボットがしてくれています。洗濯物も放り込めば乾燥までしてくれる洗濯機が当たり前の様にあります。料理も今後レトルトがもっと進化するでしょう。キッチンからコンロが姿を消し、電子レンジでチンするだけで、料理が完成します。手料理は趣味の世界になって行くでしょう。食器も食洗器が洗ってくれます。
50年前には鉄腕アトムの中だけの世界が、今目の前にあるのです。
現実化されつつある近未来
太陽光発電が一般化されてきています。単に屋根の葺き替えをするだけでなく、屋根の葺き替えを思い立った時には、太陽光発電をご検討下さい。10年前の4割程度の価格で、ソーラーパネルが入手できます。
売電のメリットが年々無くなって行きますが、ソーラーパネル本体が安くなりましたので、十分にメリットがあります。使い切れない電力は二束三文で売電するのではなく、電気自動車に蓄電します。非常時には電気自動車から家に電源供給させます。ご近所の買い物程度では燃料代ゼロの自転車感覚で車が使える時代になって来ています。
リアルタイムで世界の様子が分かる様になっています。TVとyoutubeを接続させれば、世界のあらゆる場所をリアルタイムで眺める事が出来ます。事件現場であったり観光スポットであったり旅行しなくても旅行気分が味わえます。
事務職であれば、家にいながら仕事が可能です。ネット会議も日常的に行われています。サラリーマンは通勤地獄から解放され、余剰時間を持てるようになります。これが日常化すれば、物置と化していた書斎が本来の機能を取り戻します。この仕事の形態は恐らくは、人材不足に悩む零細企業から始まるでしょう。また、余った時間を利用して、複数の企業を掛け持ちするサラリーマンも登場するでしょう。
もう少しすれば来る住宅革命
シックハウスや花粉症の問題が取りざたされ、窓を開けない家が増えて来ています。窓には換気・採光・排煙の三つの要素が要求されています。その内の換気と排煙は、現在でも機械換気・排煙に取って変わっています。
採光さえ、代替措置を取る事が出来れば、家から窓が無くなる時代が来るでしょう。そのヒントはLEDにあります。熱を出さず光だけ発するLEDは今後も進化を続け、天井と照明が一体化した様な部屋のどこにいても一定の照度を得られる様な空間に変化するでしょう。
窓を無くすメリットは、断熱性の向上、耐震性能の向上というカタチで現れます。ゼロエネルギー住宅がもっと簡単に出来る様になります。
窓には眺望を楽しむと云う別な機能もありますが、これはテレビが登場したと同時に役目を終えています。これからのTVは芸人がオチャラケ番組を垂れ流すのではなく、山中湖畔から富士山を24時間撮り続けて、時の移ろいを楽しむ様な番組(窓の景色と同じ役目を果たす)が出来るでしょう。
高層マンションの高層部は眺望が良いと云う意味を失い、価格が大幅に下落するでしょう。
全く想像だにしていない世界が、まもなく実現します。産業革命に匹敵する様な住宅革命がおこるかも知れません。
すぐ目の前にある未来の家
普通のマンションを角部屋にする方法
近未来の窓
近未来のキッチン
近未来の免震装置
近未来のリフォーム(洗濯編)
近未来のリフォーム(増築編)
近未来の浴室