マナーうんちく話2019《高齢期を幸齢期にする百歳時代に向けた生涯学習》
起業するに当たり、知識・経験・スキル・熱意等には自信があったのですが、何分にもアナログ人間ですので、インテ―ネットには全く自信がなく、不安要素も多く、大きな飛躍はあまり期待できなかったのですが、「案ずるより産むがやすし」でした。
ある程度軌道に乗りかけたときに「マイベストプロ岡山」とのご縁に恵まれました。
まさに渡りに船です。
地元の新聞社が運営する「専門家紹介サイト」で、ここに掲載されたおかげで色々な専門家のアドバイスが受けられるとともに、多くの人に存在を知っていただくことができ、大変張り合いが出てきたということです。
なにしろ独立するうえでの大きな不安要素であったインターネット戦略の波に、とても簡単に乗れたわけですから・・・・。
チャンスはいろいろな所にあるものですね。
大切なことは、袖触れ合う多生の縁も、それをいかに掴み、どのように付き合っていくかではないでしょうか。
特に個人事業主として活動を展開する場合、「地域のマイベストプロ」はとても役に立つと感じたことは確かで、これから先に期待が持てた気がしました。
ただし単に登録すればいいものではありません。
利用の仕方はいろいろありますが、私の場合は、目先のもうけは度外視で《コラム》の発信に集中しました。
当然、名もない個人のコラムがそうたやすく受け入れられるものではありません。
「賽を投げた以上は・・・」と思いながら、長年の経験や書物等で得られた知識を、出し惜しみせず、見返りを求めず、毎日テーマを決め、発信続けた次第です。
大きな負担になったことは事実です。
しかし「下手な鉄砲」も数打ちゃ当たるものです。
効果は3か月くらいたって現れ始め、やがて大きな手ごたえを実感するようになってきます。
そして現在に至るまで本当に多くのご縁に恵まれ、大きな生きがいができ、充実したセカンドライフになったと思います。
起業する以上は売り上げも大事ですが、このほかお金では買えない貴重な多彩な縁を沢山持てたことはこの上ない喜びにつながります。
恐らくこの点がシニアの起業の醍醐味ではないでしょうか。
感謝、感謝で、今度はこれを後に続く人にお裾分けできればと思っております。
お気軽にお問い合わせください。
この「シニアの起業」についての連載はひとまずこれで終わりといたします。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。