まなーうんちく話774≪エレベーター・エスカレーター内での上座と下座≫

平松幹夫

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テーマ:日常生活におけるマナー

10、「エレベーター内」での上座と下座
和室や洋室など、室内に限らずエレベーターにも上座と下座の概念があります。
扉の奥側が上座になり、操作ボタンの前が下座です。
しかし、込み具合などで臨機応変に対応して下さい。

エレベーターでのマナーで大切な事は、降りる人が優先です。
さらに、乗る時や降りる時に、ボタンを操作してくれる人への「ありがとう」の言葉です。
加えて、エレベーター内では無言が基本です。
大きな声での話しは極力慎んで下さいね

また、良く有るケースですが、エレベーター内で初対面の女性と男性が一緒に乗り合わせた時は、男性は、女性に不安を与えないように配慮する必要があります。
つまり、男性が操作ボタン近くの前側に位置します。

11、「彼女同伴のエスカレーター」
エスカレーターでは、立つ位置が関東と関西で分かれているようですが、本来は真ん中で動かないのがマナーと考えます。
とはいえ、何かと慌ただしい現代において、急いでいる人がいれば、端により譲ってあげるのもお勧めです。

しかし、余程の事がない限りは、エスカレーターでは動かないで頂きたいものです。

第一、肉体的弱い立場にある人がエスカレーターを利用して、元気がいい人に道を譲るのも本末転倒でおかしな話です。

「狭い日本そんなに急いでどこに行く」という標語がありましたが、エスカレーターでは静かにしたいですね。

また、エスカレーターに乗っての携帯電話やメールなども控えて下さいね。
混雑時でなければ、一段開けて乗ることもお勧めです。
そして、彼女同伴の場合は、上がりの場合は彼女が先(上)になります。
何かあった時に、彼女が落ちてきたら、男性は下で支える役目があるからです。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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