マナーうんちく話300≪辛抱する気に金が成る≫

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:日常生活におけるマナー

むくむくと、空高く湧きあがる様子が、大きな身体をした力持ちの入道(お坊さん)に良く似ているので付けられた「入道雲」。
昔の人は、素朴な名前を付けるのが上手ですね。

そして、物事をコツコツと、続けて実行することの大切さを説いた諺も、多く存在します。
「石の上にも3年」。
「継続は力なり」。
「雨垂れ石をもうがつ」。
「辛抱する木に金がなる」等・・・・。

お陰を持ちまして、「マナーうんちく話」も300回を迎えることができました。
毎回ご覧頂いている方、時々ご覧頂いている方、マイベストプロに関わっている方等など、全ての方々に深謝いたします。
そして今後ともよろしくお願いいたします。


ところで、数字には「奇数」と「偶数」がありますが、日本では奇数が格上になります。なぜなら、偶数は簡単に割れますが、奇数は割れないからです。

そして奇数で最も格上の数字は「9」です。
例えば、9月9日は、9の字が重複するので、「重陽の節句」になっています。

ちなみに「3」と言う数字も、日本では「3種の神器」「339度」「三位一体」等に使用され、とても重宝されています。

また、3には「三度目の正直」とか、「石の上にも三年」などといわれるように、「ある程度落ち着いてくる」とか、「安定してくる」と言う意味も感じられます。

理屈はともかく、それなりの結果を出すには、ある程度の努力や辛抱が大切ですね。

つたないコラムも、300回も続けると、多方面より様々な反響が出ます。
幼稚園・学校(中学・高校・専門学校・高等支援学校・大学)・行政・公民館・教育委員会・社会福祉協議会・老人クラブ・PTA・病院・介護施設・地域・お寺・婚活イベント会社・ホテル・サービス業・組合・諸団体・企業等々からの講演・講座依頼やマスコミ関係の取材、さらには審査委員等の依頼まで、実に多くの素敵なご縁を頂きました。

またその縁が、さらに素敵な縁を呼ぶなど、大変ありがたい循環を続けさせていただいております。

加えて、コラムを幅広く、教材や参考資料に使用して頂いたりして、有効利用して頂くのも、とてもうれしい限りです。


私は、講演や講座を通じ、「ありがとうの言葉」「正しい姿勢」「正しい箸使い」先手必勝の挨拶」等をお勧めしていますが、正直言って、これらに慣れていない人が大部分で、下手をすれば苦痛にもなりかねません。

そこで、気軽に、とりあえず「三週間続けて下さい」とお願いしております。
三週間続けば、今度は身体や頭が反応し、持続するようになります。
その結果、とても心地良くなるとともに、心豊かになり、人生が好転します。
何事も我慢と継続が大切です。

但し、何年も続けるとなれば、「辛抱」「我慢」「努力」だけではしんどいですね。
そこで、なるべく「楽しみながら」という要素も加味し、持続されたら良いと思います。


毎日、猛暑・酷暑・激暑と言う言葉がぴったりの暑い日が続いていますが、入道雲を見ていると、何となく力づけられ、アクティブな気持ちになります。

私のコラムも、読んで頂いた方が、少しでもお役に立て、前向きな気持ちになっていただけたら嬉しい限りです。

「辛抱する木に金がなる」と言いますが、私の場合は、300回「マナーうんちく話」を、コツコツと発信させていただき、お金では買えない素敵なモノを一杯頂きました。再度、感謝!感謝!です。


リンクをコピーしました

Mybestpro Members

平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ

平松幹夫プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼