食卓から発信するハッピーライフストーリー

平松幹夫

平松幹夫


先日「倉敷市食育推進会議」に出席しました。

「食育」とは食の教育全般をさす言葉ですが、簡潔にいえば、私たちが生涯において、健全な食生活を実現したり、健康を維持したり、さらに食文化を継承したりするために、食に関する知識及び食を選択する力を身につける取り組みではないでしょうか・・・


私は本文でも紹介されているように、ホテルで、フレンチレストラン、バンケット、ブライダルの仕事を通じ33年間「食」と向かい合い、家族の食卓、カップルの食卓、お見合いの食卓、結婚披露宴の食卓、法事の食卓など様々な食卓を演出してきましたので、ここでは「食育」を「食卓」の視点で考えてみたいと思います。

先ず食卓の役割は、「食卓に何を並べるか」ということと「食卓をどのように囲むか」ということです。

中国には皆様ご存じのように「医食同源」という言葉があります。
これは、地域の旬の食材を、どのように調理し、誰とどのように食べるかということです。

たがいによく似た意味を持ちますね。


そして食卓は、旬の大切さ、栄養の大切さ、マナーやコミュニケーションの大切さ等様々なことを教えてくれます。

加えて、今や、都会の家庭も、田舎の家庭も、「家族水入らずのコミュニケーションの場」は食卓しかないように思いますが、皆様はいかがでしょうか?


だからこそ今一度家族で囲む食卓の大切さや意義を再認識していただきたいと思います。

愛情あふれる食卓づくりに励んでいただきたいものです。

難しいことではありません。
簡単にできます。
お金もほとんどかかりません。


それには、身体が喜ぶ食材、手作りの料理、楽しい会話、テーブルマナー等も大切な要素です。

でもその前に、33年間様々な食卓をプロデュースしてきたテーブルマナーのプロとしてお願いしたいことがあります。

それは
①ご家庭のダイニングルームの整理・整頓。
②食卓を美しく。
以上の2点です。

日本は四季の世界的に美しい国です。
四季折々の花が常に一輪でも食卓に活けてあれば最高です。

「箸置き」もお勧めです。

ダイニングルームや食卓が綺麗だったら、自然にに家族が
寄ってきます。そして会話が弾み、コミュニケーションが深まり、笑顔がはじけ、そこから家族のハッピーストーリーが誕生するのです。

私たち「おもてなしのプロの基本」は先ず掃除です。

家庭も同じだと思います。

この夏、家族のスタミナづくり、絆づくりのために、ぜひダイニングルームと食卓の綺麗を実行されてみたらいかがでしょうか・・・

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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