死に対する考え方と受け止め方 ~人は死ねば冷たくなるという当たり前のこと~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

皆さん「死」といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?

人が死ぬ。
つまり別れや辛い、悲しい、そして恐怖といった印象があると思いますが
人が死ぬとは単なる死亡に留まらず
自然科学で言えば生命活動の停止なんですね。

命を終えるとは、「死」と一言で言い表されますが
科学的に見れば活動の停止なんです。

人はなぜ死ぬのか
どうして死んでいくのかと言いますと
言葉で言えば寿命によってと言えることが出来ます。

しかし次の例を考えてみたいのですが
人は熱を持っているから死ぬわけです。

熱とはエネルギーですから
エネルギーとは活動量のことであり
そのエネルギー(つまり熱)が枯渇することで活動を停止する。

これを言い換えると活動の停止はエネルギーの枯渇と言えるわけです。

では最初から熱(エネルギー)を持たなければ活動も何も生まれませんので
そもそも生まれることや生きることに繋がりませんし
最初から死んでいる状態だと言えるでしょう。

ですから人は熱を持っているから死ぬ(やがて活動を停止する)わけですね。

これが人の死ですが
当然ながら熱を持っていなければ死ぬこともありません。

もし生きている状態(熱を持っている状態)だったなら
単に活動を停止することを死と言っているだけなのです。

あくまで科学的に言えばの話ですよ。

さらに言えば
極地や極寒の地であればあるほど
人は生きていくことは出来ません。

熱が奪われる。
つまり活動が停止するからですね。

人はそれを死と言うわけですが
死も活動停止のことだと考えれば
悲しいことではありますけども
その人は活動を停止したんだなと死をポジティブに?受け入れることも出来ますし
いつまでも心の中に留め置くことができるのではないでしょうか?

死んでしまってその人がこの世から存在しなくなったとか
もう二度と会えず消え去ってしまったと
死を悲観的に(絶望的に)受け止めなくても済むかもしれません。

どのような考え方や受け止め方にせよ
死は辛く悲しいことではありますが
死といっても活動を停止するだけで
活動停止ということはいずれまた再開することがあるかもしれないと
どこか希望を持って死を受け止められるかもしれませんね。(考え方として)

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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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