自分はダメだと言う人は自信を喪失し、行動を起こせないでいるだけ

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

自分はダメな人間だ
生きていても迷惑なだけで価値がない
死んだほうがいいと自分を蔑んだり卑下する人がいます。

自己肯定感が低かったり自信を失ってる人によく見られる傾向ですが
このように自信を失ってる人でも
産まれたときから、最初から自信をなくしていたわけではありません。

自信をなくすような生き方や経験をしてきたから
徐々に自信が失われていったわけです。

ただ自信を失ってる状態だからといって
その人の人間性がダメになったり生きる価値がなくなったのではなく
単に今そういう状態にあるだけということ。

そしてこのような人に共通して言えるのは
自分はダメな人間だ、価値がないと言うだけで
改善に向けた行動を何もしていない(取り組んでいない)と言えるんですね。

ただ言ってるだけで何もしていないから変わらない
そのままの状態なだけなのです。

実際何がダメなのかと言われると
何もダメなこともなければ
何ら支障もなく日常生活を営まれてるんですね。

ただダメだと思い込んでしまうような状態にあるだけ。

例えば何か仕事で失敗したり上手くいかなかったり
誰かとケンカをしてイライラしてしまったから自分はダメだと思ってしまっても
それでその人の人間性や人格そのものがダメになったわけではないですし
ダメだと思うということは、そこに改善の余地があるということです。
(ダメなら良くしていこうと思える余地)

そこで何もせずただ絶望してしまうから悪循環の堂々巡りが始まるわけですね。

本当にダメな人間というのは
詐欺や殺害など悪意のある犯罪行為に手を染めることを言うのです。

そしてダメという事とやってはいけないことをやるという事とは違います。

何かをしてしまってダメだったとしても
それはやってダメだったというだけで今後に活かすことができますが
やってはいけない事をやってしまったらダメでは済みません。

ですからダメかどうかではなく
自分はダメだ価値がないと言ってるだけで終わらせるのではなく
そこから改善に向けての行動を起こしていけば良いわけですね。

自分に自信を失わす環境や何かがあなたをそうさせているなら
その環境から(悪循環から)抜け出すための行動を起こせば良いのです。

何もせずに諦めの境地から
自分はダメだと嘆いてる状態だと言えますので
実際はできていることはちゃんとできているのだと
あなたの自信を回復させてくれるような取り組みを始めることによって
徐々に自信を回復していくこともできるでしょう。

当ルームのクライエント様でも
心理カウンセリングを通して自らと向き合われ
息を吹き返したように自信を回復なさった方を何人も見ています。

自信というのは失敗を恐れず
イケイケドンドンで自信満々の状態を言うのではありません。

失敗しても前向きに考え、行動していける
改善に向けて取り組んでいける状態を言うのです。
(それができなくなった状態が自信喪失)

ですのでまずは自信回復に向けて
今の自分にできる行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

まずは手始めに
心理カウンセリングによってメンタルケアに取り組んでみることをお勧めいたします。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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