苦手は努力してもできるようにはならない ~苦手よりも好きややりたいを活かす事のメリット~

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

人は苦手なことをいくら努力したところで
できるようにはならないんですね。

だからといって無駄だとか無意味ということではなく
改善に向けて取り組むことは大切ですし
トレーニングを積むことによってできるようになることもありますが
苦手なものは上達するのも容易ではありません。

基本的に苦手意識が働きますから
イヤイヤ取り組んだりやりたくないこと(なるべくなら避けたいこと)を
無理して頑張ったところでそれは我慢してやってるだけなので
成長につながったり上達するのは難しいわけです。

学校の勉強でも
誰かに強いられて無理やりやらされたところで
成績が伸びるわけではありません。

勉強しなさいと子どもを叱りつけたところで
自分もストレスが溜まりますし子どももストレスが溜まりますし
それで強制的に勉強したところで成績が良くなるわけではなく
無駄な努力に終わっているご家庭もあるのではないでしょうか。

一方自分から意欲的に取り組んでいる事柄については
人から言われるまでもなく自ら率先して取り組んでるので
自然と吸収力も高まり上達につながるのです。

勉強や趣味についてはもちろん
推し活といえばわかりやすいのではないでしょうか。

推し活なんて人に言われてしているものではありませんし
自ら積極的に活動し(取り組み)
様々に情報を収集(吸収)して活動の幅が広がっていく様子が
成長していく(上達していく)様子と同じだと言えます。

まさに好きこそものの上手なれといった状態ですね。

苦手を克服しようと努力することも大切ですが
苦手に囚われて成長する機会(伸びしろ)を喪失してしまうよりも
興味や得意をどんどん活かして成長につなげていくほうが
本人にとっても周りにとっても有益だと言えるでしょう。

良いとこばかりを伸ばそうとして全く努力をしなくなることも困りますが
無理強いして苦手の克服に取り組もうとするよりも
好きや得意を活かして苦手を包括していくことのほうが
メリットが大きいということを念頭に入れて成長につなげていきたいものですね。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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