スピードが命?休むことが悪の世界

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

私たちは何かと気忙しく過ごし
ボーっとしてたりダラダラしてること(時間)が悪であるかのように
とにかく寝るとき以外休むことなく日々動き続けています。

どうして休むことやゆっくりすることがいけないのでしょうか?
いけないことのように思い込んでるのでしょうか?

サボってるように(印象が)映るからなのかもしれません。

私たちはどこかゆっくりすることがいけないように感じていますが
私は人には「余裕」が必要だと考えます。

決してサボっているわけではなく
ましてや怠けているわけでもなく
時間に余裕があること、心に余裕があること。

私は時間の余裕は心の余裕というように
時間の裕福さと心の裕福さは関連していると考えています。

ゆとり教育と言って
教育にゆとりが必要かどうかは疑問ですが
時間と心にはゆとりが必要であるということには
同感する方も多いかも知れません。

私たちはどうしてあくせく働き続けなければいけないのでしょうか?
どうして動き続けなければいけないのでしょうか?
ゆっくりゆとりを持って過ごすことはいけないことなのでしょうか?

どうしてのんびりしてると責められる?
嫌な目で見られる?

私たちはそういう価値観での生き方しかできないのでしょうか?

特にこのコラムで言いたかったのは
余裕がない生き方というのはそれをするためだけの人生になり
急かされたり余裕のない状況(環境)で生活しているとミスも生じやすくなりますし
何か躍進につながる創造性(アイデア)も生まれないということ。

延々と同じことをひたすら繰り返し
ただ効率を求めるだけの人生になってしまいます。

一生懸命がむしゃらに行動したり取り組むことがいけないと言ってるのではありません。
ゆっくりのんびりばかりもしていられないでしょう。
何もしなければ事は進みませんから、何でも効率良くテキパキこなすことも必要です。

だけどもそればかりになってませんか?
急速前進するだけが正義のようにはなってませんか?

急速よりも休息を取り入れ
ゆとりのある生き方が難しいなら
せめて余裕を持てるような生き方が推奨されるようになると良いですね。

心の余裕と充実に向けて。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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