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コラム

どちらか一方に原因があるというコミュニケーションの意識改善で人間関係を改善

2023年7月4日

テーマ:人間関係・コミュニケーション

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コミュニケーションについて、皆様はどのような認識をお持ちでしょうか?

相手の話が通じなかったり何を言ってるのか理解が難しかったり
自分の言いたいことがうまく伝わらないなんて経験はないでしょうか?

この問題を相手に理解力がないからだとか
自分が話下手だから通じないんだとお考えかもしれませんが
ではその原因はどちらにあるのかと言いますと
どちらにも原因があるわけです。

コミュニケーションというのは
相手や自分のどちらか一方に原因があるように思い込み
ついその原因がある側を責めてしまうものですが
実際には相互関係で生じる問題なのです。

どちらもが上手く伝えられてないのであって
どちらもが理解するのが難しい(できてない)わけで
どちらが悪いといった一方に問題の原因があるわけではありません。

相手の言ってることが伝わらないのは自分の理解力のせいでもないですし
相手が理解できるように話さないからわからないのでもなく
原因はどちらにもあればどちらにもないというのが実際で
ただ歯車が噛み合わないだけなのだと考えたほうが自然でしょうか。

ですので相手の話が理解できないからといって自分を責める必要もないですし
なかなか相手が理解してくれないからといって相手を責めるのも
人間関係の溝を深める(関係の悪化)だけですのでご注意ください。

人は比較対象の生き物ですから
自分と比べて他人は(その反対も)・・・というように
どちらか一方から考えてしまうといった特徴があります。

この特徴(現象)を改善するためには
自分もそうだけど他人も、他人もそうだけど自分もといったように
物事を相対的に考える(捉える)クセをつけましょう。

猜疑心や不信感からという意味ではなく
良いように疑ってみるという思考の観点を持ってみてくださいね。

どちらかに原因を探るような無意識の思い込みを避けられると
自分の中で対処法が身につきますので
コミュニケーションの形(中身)自体は変わらなくても
人間関係の改善につながるかもしれませんよ。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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