ダメ、いけませんなど、否定語では相手には伝わらない(理解できない)

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:人間関係・コミュニケーション

特に子どもなんかを叱るときはそうですが
誰か人を叱るときに
それはダメとか単発の否定語を使っていませんか?

ダメとかではなく、なぜいけないのかをきちっと説明しなければ
相手はどうしてダメなのかがわかりませんので
なかなか言われてることや事態を受け止めることができないんですね。

ダメと言われてこれはダメな(いけない)ことなんだなと
頭で言われていることはわかりますが
なぜダメなのか?と、ダメな理由がわからなければ相手には通じません。
(ダメだと否定されたストレスやトラウマだけが残って中身は伝わらない)

どうしてダメなのか?なぜダメなのか?(そうしたほうが良いのかなど)
きちっと筋道を通して理由も伝える必要があります。
ですので例えそれが正論であったとしても
筋道が通ってなければいくら言っても相手には通じません。

きちっと理由を説明すれば相手も単に否定されたと感じるのではなく
ああそうか、それでダメなんだなと理解も納得もしやすくなるでしょう。

もう少しわかりやすく言いますと
相手が怒られたと受け止めてしまうのか
教えてもらえたと受け止めるのかの違いとでも言いましょうか。

怒られてああそうですかやりますよと素直に従うのも難しいですよね?

しかし教えてもらえたと感じると
人は自分の成長に活かすことが出来るようになります。

学びは人を成長させるというわけです。

まずいけないと否定するのではなく
相手に考えてもらうために順序を追って説明してみてください。

突発的なことに対しては特に難しいと思いますが
相手に考えてもらうといっても押し付けたり突き放すのではなく
相手の理解度に合わせて自分も一緒に向き合っていきましょう。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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