同性婚の間で育った子どもの人格形成について ~同性婚を阻む懸念材料~

宮本章太郎

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テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

同性婚については良いと思いますし(認められて然り)
法によって制限されるものでもないと思います。

ただ考えてみたいのが
同性婚の間で育てられた育児の問題。
子の人格(人格形成)についての見解と見地の問題でしょうか。

保護者、親権側の事情としては
同性婚だからといって何ら問題はなかったとしても
育てられたその子自身にとっては
自分の実の親(出生元や経緯)がわからず
人間関係もそうですし、環境や情緒面など
人格形成にも影響が及ぶ大きな問題だと思うんですね。

同性婚についての是非や
同性婚の間での子育てについての懸念ではなく
その子自身の人格や心理面に与える影響についての考察です。

とはいえ全く何の指針や考察材料もないかと言いますと
現状でも養子縁組で育ったお子さんから心境や心情を聞くなどして
参考にすることが出来るでしょう。

同性婚だからといって普遍的な夫婦関係と同じように
それぞれの家庭環境や子育て(親子関係)の事情は違いますから
どうしてもケースバイケースで難しい問題ではあると思いますが
子どもの人格、そして人権を考えていくためにも
保護者側の満足(事情)だけではなく
他に与える、及ぼす影響についても考察していく必要があるのではないでしょうか。

同性婚という、単純な個人間の問題で済むなら
法的に認めても何ら問題はないと思いますが
他への影響の懸念があるからこそ、なかなか認める方向に踏み切れないのかもしれませんね。

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宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

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