自閉スペクトラム症の方との関わり方について

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:自閉症の心理学・広汎性発達障害

例えばアスペルガー症候群といった自閉スペクトラム症の方に対しては
変に気を使ったり特別扱いをしない事が大切です。

誰に対しても同じ、普段通りの接し方で、特別相手に合わせようとする必要はありません。

自閉スペクトラム症の方は自分にどういった症状(こだわり)があるのか自分でわかってますから
人に合わせてもらわなくても自分なりにパニックにならない方法で対処してますし
変に気を使って合わせようとされる方が、予期せぬ対処法を強いられる事になりますので
かえってイライラに繋がりやすいのです。

余りに無神経だったり自分本位なのは自閉スペクトラム症でなくても誰でも不愉快ですので
自閉スペクトラム症だという事を変に意識せずに、普段通りの自分の振る舞いで接してみてください。

自閉スペクトラム症の方は、自分のペースを乱される事が苦手です。

ですから例え相手の事を気遣っての事だったとしても
本人にとっては刺激やストレスでしかありません。

良かれは人のためならず。
小さな親切大きなお世話、ありがた迷惑という言葉もあります。

自分の症状を自分で気づいてなかったり、自分が自閉スペクトラム症の傾向がある事に気付いてない方もいます。
だからこそ自分の思いや憶測で相手と接するのではなく
自分がいつもしている普段通りの振る舞いで、自然に関わるように心がけてくださいね。

特別扱いや変に意識しすぎると、関係がこじれてしまいますので注意しましょう。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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