どうしてトラブルになってしまうのか?対策と取り組み ~トラブルの性質と仕組みの理解~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

トラブルというのは自分が予期せぬこと
想定外のことが起こる(発生する)ことであって
最初からそうなることがわかってるようなことはトラブルにはならないんですね。

自分が思ってもみないことになるのがトラブル。

車の運転の例がわかりやすいですが
自動車事故というのは事故が起こることがわかっているならトラブルにはならないのです。
自分のわかってない、思ってもないところからトラブルになるんですね。

今から事故が起こりますよ
そうなることがわかってますよと最初から予測できるなら
そうならないように回避することができますよね?

しかしトラブルはわからないから
思ってもみないところから発生するわけです。(そうなってしまう)

ですので基本トラブルというのは避けることができませんし
避けられるようなものはトラブルではなく
自分が思ってもない予期せぬことが起こる
そういうものがトラブルというものだということを理解する必要があります。

自動車の事故も車同士が衝突するものだけが事故ではなく
エンジントラブルや自然災害に見舞われるなど
まさかそうなるなんて思ってなかったということがトラブルですから
トラブルというのは避けようとして避けられるようなものではありませんし
気をつけて起こらないようにするということもできません。
(そういう性質のものではない)

つまりトラブルそのものはいけないもの(ダメなこと)ではなく
トラブルになったからといって誰かを責めたりするようなものでもなく
起こってしまったことに対してお互いが(当事者や関係者が)
事態の収拾に努める必要があるでしょう。

仕事を始めとした、人間関係全般に関してもそうです。

トラブルそのものを避けようとするよりも(そもそも避けられるようなものではない)
トラブルにならないように想定外から想定内に収められるように守備範囲を広げ
普段から常に意識して取り組んでおくことで(=対策)
ようやくトラブルを未然に防ぐことが可能になるでしょう。

自動車であれば常日頃のメンテナンスです。
(整備不良や不十分だとトラブルに繋がりやすいのと同じ)

このようにトラブルというものの性質を十分に理解し
その上で事前にトラブルに備えておく準備の対策が
いかに重要であるかを心得て取り組んでいきたいものですね。

対策や取り組みについては
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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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