日常に潜む意味の捉え違いは人間関係にも影響する ~思い立ったがすぐ実行という勘違い~

宮本章太郎

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テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

思い立ったが吉日という言葉がありますが
皆さんこの言葉を勘違いしてらっしゃるかもしれません。

思い立ったが吉日。

つまり思い立ったときが吉日というだけのことであって
思い立ったら何も考えずに、すぐ行動、実行することではないんですね。

あくまでもその日が吉日なんです。

思い立ったから何かしなければいけないわけではありませんし
別にその日の内にということでもなく
じっくり考えを(思い立ったことを)整理してこれから行動に移すための計画を
その日から取り組んでいけば良いんですね。

とはいえやはりなるべく早く行動に移さないと
後でと考えているとどうしても段々意欲が失せてきますから
それで連動してその日の内に行動してしまわないといけないというように
意味の捉え違いが生じてしまったのかもしれません。

ですからその日の内にすぐ行動に移すことは何も間違いではありませんが
何の計画もなく後先も考えずに
とりあえずこれは良いアイデアだと信じてすぐ実行してしまうと
何だちっとも吉日じゃなかったじゃないかと後で落胆してしまうかもしれませんね。

思い立ったが吉日とはそのままの意味であり
思い込んでいるままの意味ではないとも言えるでしょうか。

いずれにしても私たちはこうして日常の中で
自分が思い込んでいることが本来はそうではなかったということがたくさんあります。

人間関係のコミュニケーションでも
自分の思い込んでる印象で何でも捉えてしまうのではなく
相手の話にじっくり耳を傾けて丁寧にキャッチボールを執り行いたいですね。

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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