良い人・悪い人、優しい人というのはただの格差でしかない

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

いわゆる“優しい人”っているのでしょうか?

自分が感じる感覚としてはいるでしょうけど(そう思う人)
優しいとか良い悪いって、自分基準でしかないんですね。

この人は優しいと思ったとしても
それは周り(自分が関わってきた人たち)と比べてそう思うだけであって
実際優しいかどうかは周りの影響によるものでしかありません。

例えば優しいと思う人(基準の対象)ばかりのいる環境であれば
その人は特別優しい人にはなりませんし
その人の周りの人間が劣悪だからこそその人の優しさが目立つわけですね。

つまり対象から見た周りの人間の水準(環境)によって
人の優しさや良し悪しは変わるということです。

ですからもし優しい人と思う人がいれば
その周りはひどい(優しくない)人が多いということが言えます。

逆に優しいと思うような人がいない環境では
その環境が当たり前(自然である)ということであったり
言い方を変えれば快適と言えるのかもしれませんね。

いずれにしても結局は自分の基準次第ということになりますが
自分が思う優しい人や悪人善人というのは
全体像から見た水準でしかありません。

例えば軍事行動を恐怖に思う集団からは軍事国家は悪になりますし
自衛のために必要だと思う人の集団からは軍事行動は正義(善行)になります。

何が正しいかどうかや、この人は優しい人だと感じるかどうかは
自分の経験や環境による水準でしかありませんので
そこから視点を引いて見れば自分の置かれている境遇や状況など
客観的なことが色々見えてくるかもしれませんね。

ちなみに親切と優しさは違うということをお忘れなく。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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