スマホ依存によるスマホ脳からの認知症発症のリスク ~脳への負荷とストレス~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

スマホを使用することによる弊害については様々に言われてますが
代表的なものはブルーライトの目の刺激による
視力低下が最も周知されてるでしょうか。

しかしスマホ脳などと言われますように
脳へも深刻な影響を与えることはご存知でしょうか?

人は常に何か考え事をしていたり脳が休む暇がない状態が続くと
思考回路がパンク状態となり、オーバーヒート、あるいはショートした状態と同じで
それ以上頭の中にものを詰め込められなくなります。(ものを覚えられなくなる)
それで認知症になるリスクが高まってしまうんですね。

特にスマホのように常に情報にさらされ、インターネットやSNSに依存しているような状態だと
脳が休まる暇がなく、いつも何か気がかりで気になっている状態ですから
心理的な緊張とともに脳の興奮状態が収まらないわけです。
(ずっと緊張状態が続いてるような状態)

そうすると脳細胞に負荷がかかり
しかもずっと負荷がかかり続けるわけですから(常にストレス状態)
認知機能の低下に直結してしまうわけです。

よく車の運転中や歩行中に前方不注意で(ながら運転・ながら歩き)
接触事故になる事例が多くあると思いますが
これも集中力の低下とともに、やはり認知機能の低下の影響もあるわけですね。

ですのでいつもスマホをよく使用している方は
必ず脳を休める時間(クールタイム、クールダウン)を設けるとともに
認知症への対策もぜひ心がけてください。

頭の中をフル回転フル稼働し続けていると
どうしても他の考え事をする余地がなくなり
常に頭の中がパンク状態で脳へのダメージ(負担と負荷)が深刻になります。

つまり今は大丈夫でも将来認知症のリスクが高まるわけです。

スマホの長時間使用は必ず認知機能の低下や認知症に繋がりますから
スマホを連続使用しないように気をつけてくださいね。

また、スマホに限らず脳への負担(ストレス状態)が続くことでも
同じく認知症のリスクが高まりますので
何か悩み事や心の問題を抱えていたり、頭の中が常に考え事で一杯の状態は
なるべく避けるようにお気をつけください。

頭の中がパンク(オーバーヒート)していると整理ができなくなり
今自分が何をしてるのか段々わからなくなってしまい(自分を見失う)
あれ?今何をするんだっけな?何をしてたんだったかな?と
物忘れの状態もひどくなっていきます。

そういった状態に合わせたようにメンタルへの負担も相当なものになりますので
認知症とともにうつ病といった精神疾患にも注意が必要です。

まずは頭と心の中を整理できるようにクールダウンし
現状がいっぱいいっぱいの状態になっていないか?
一つ一つ現状を振り返り、自分のペースで生きられるようにゆっくり歩みを進めていきましょう。

もちろん周りの理解とサポートも必要ですよ。
(それがないからただただしんどい、辛いということにも)

脳への負荷は何もスマホの長時間使用によるものだけではなく
ストレスは必ず自分ひとり(本人だけ)が原因なのではないということを
周囲の人たちも自分ごととして知っておく必要があります。

自分自身は平気で大丈夫でも
もし大切な家族が同じような目に遭っていればどうか?
この点をしっかり認識して、ではどのようにしていけば良いのか?
現状の改善に向けて一緒に考え取り組んでいきましょう。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のメンタル・カウンセリング
  4. 京都の発達障害
  5. 宮本章太郎
  6. コラム一覧
  7. スマホ依存によるスマホ脳からの認知症発症のリスク ~脳への負荷とストレス~

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼