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コラム

海外から日本に帰国して暮らす高齢者のために役立つアドバイス

2021年4月14日

テーマ:仕事・生活・ビジネス

コラムカテゴリ:くらし

海外在住で将来日本に帰国し、定住をお考えの方は
長年の海外生活で日本国内のくらしの変化など事情がわからず
不安を抱いてる方も多いのではないでしょうか?

そんな不安を少しでも和らげるために必要なこと。
それは現地での“感覚”を知ること(体験すること)なんですね。

海外移住の際にも同じ不安があったと思いますが
同じように今度は日本国内に帰国する際にも
現地での環境や暮らしぶりを事前に体験して慣れておくことは不安の軽減にもつながります。

将来日本に帰国して定住をお考えでしたら
今のうちから機会を作って、定期的に日本の生活を経験しておくと良いでしょう。

1泊旅行感覚でも悪くはないと思いますが
できることなら数週間か1ヶ月単位でのホームステイ(あるいは滞在)経験がオススメです。

帰国予定はまだ先のことで、何年も猶予があるということでしたら
1年に1回などホームステイする間隔も長くて良いと思いますが
帰国予定が近づくにつれて、定期的にホームステイ体験の間隔を短くしていくのも良いですね。

ホームステイでなくても、いかに多くの長期滞在を経験しておくということが
現地でのくらしに早く馴染めたり、感覚を養うのに最適な経験になります。

現在日本国内でも新型コロナウイルス(コロナ禍)の影響によって
田舎暮らしへの憧れから、都心部から地方への移住生活希望者が多いような状況ですが
やはり現実は自分が思い描いているような理想とは違い
なかなか現地での暮らしに馴染めないというのが実情のようです。

この例と同じように、せっかく将来日本国内に帰国しても苦労しなくて済むように
今から機会を作って少しずつ日本のくらしや生活に慣れておく(経験しておく)ことが大事でしょう。

現地の情報収集をするだけではなかなか実情を把握することは難しいと思いますので
定期的に日本に通うなど現地の空気を常に身近に感じられるように
今から少しずつでも現地の“感覚”を経験しておいてくださいね。

また、現地の人との情報交換やコミュニティーへの参加など
直接交流するのもオススメです。

先程の田舎暮らしへの憧れの例のように
自分の理想だけを求めて情報収集や将来設計をしてしまうと
どうしても実情に合わない現実にぶつかり、楽しく豊かなくらしが待ち受けていると勘違いしがちです。

しかし実際現地でくらしてみることによって
地域の実情を肌で感じることが出来ますし
考えているだけではわからない不安や心配も軽減するでしょう。

帰国に向けた将来設計をするのでも、何もわからずただ不安でいるより簡単に計画を立てることが出来ますし
現地での生活を肌で感じて慣れておけば
帰国に際して不安を感じることなくスムーズな移住が可能です。

現地での実情を知るということは情報収集をしただけではわかりませんから
実際に行動してみて段階的に慣れるように取り組んでみてください。

その土地の事情を知るには現地に赴くのが一番。

他にも現地での医療福祉事業や行政機関の取り組みといった
生活に必要な暮らしの知識の情報を収集するとともに
決してパンフレットで紹介されているような移住者向けの良い面だけを信じて参考にしないことです。

以上のようなことを踏まえながら
スムーズな移住定着が叶うように今からコツコツ計画を実行に移していってくださいね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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