米中対立激化は親交を深める上でむしろ推奨されることである ~ようやく進展?国家としての質が問われる時~

宮本章太郎

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テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

米中の対立が激しく、外交でも口論の論争となるなど
両国の関係が思わしくありません。

口論といえば何だか印象が悪く
特に国家間の外交面では紛争に発展するなどの懸念があるため
あまり好ましくないように感じます。

ですから基本的には事を荒げることなく
慎重に関係を築いていかなければなりませんが
国家という枠組みを外して考えた場合
私は両国が本音でぶつかり合ったら良いと思うんですね。

口論とは所詮口喧嘩ですが
口喧嘩で済んでいるならそれは本音のぶつかり合いですし
だからこそお互い相手の考えを知り、そして理解することが出来るのですから
本音を隠して表面上で交流(親交)を深めようとしても
それは上手く行かないと思います。

裏でそれぞれの思惑が隠されてますもの。
お互い理解のない交流というのは
どこか自分の主張や覇権を相手に押し付けようとする心理が働くわけですね。

やはり人の本音というのは
お互い腹を割って(心を開いて)話し合わなければ
いかにして相手を上手くやり込めるかという
自分都合の手前勝手な構想しか生まれないと思います。

それが例え国家間であるとはいえ
人の心理はその規模に関わらず同じように作用するものなのです。

ですので紛争の実力行使にさえ発展しなければ
喧嘩なんていくらでもしたら良いのではないでしょうか。

外交はそこで調整していけば良いのです。

その先の紛争のことを考えるから
軍備や核抑止力などどうしても武装して備えようとするわけですね。
そうした行動が相手を威嚇し、刺激することになって
結果最終的に武力衝突へと進展してしまうのでしょう。

まず腹を割って話し合ってみること。
その先の武力行使することを想定しないこと。
お互い相手の思惑や主張をまずは聴いてみて、そして理解していくこと。

要求(実効支配)を受け入れるかどうかではなく
外交での話し合いで対立や口論の喧嘩になったとしても
そこからの両者の歩み寄りこそ必要なのだと私は思います。

私たち個人間の人間関係でも同じことが言えるのではないでしょうか?

喧嘩というと相手を自分の思い通りに従わせようとすることではなく
お互い理解を深めるために、関係の改善、再構築を前提とした考えのもと
まずは心を開いた本音の部分で話し合ってみること。

人の考えの深い部分を知れる(教えてくれる)ことなんて
そうあることではないのですから。
貴重な機会だと私は考えますが皆様はいかがでしょうか?
対立するのが怖くてつい相手の要求を何でも受け入れてしまってませんか?

相手の話をよく聴き、自分もまた自分の思いや考えを伝えてみる。
そうしてお互い快適で良好な人間関係を築いていけるのだと思います。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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