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コラム

過去の私は私であって私ではない

解離性人格障害ではないですけど
私は自分で自分という人間がわかりません。
わからないというよりわからなくなる時があるのです。

自分が誰なのか?

といっても記憶障害とか認知症の症状でもなく
自分は自分だとわかっていますが
自分であって自分でない感じとでも言いましょうか。
たまにそういう感覚に襲われるんです。

自分とは一体何者なのか?

私は暗記などは苦手ですが
過去にあった出来事など、記憶力は良いほうだと思います。

そんな過去の自分の記憶を振り返ってみたとき
同じ私であるはずの私が、誰か違う自分であるように感じるんですね。
自分は自分だと認識してますが、過去の自分は今の自分とは違う自分。

言葉で表現するのは難しいのですが
同じ自分として感覚が一致しない。
自分だけど違う人(自分)なんですね。

きっと何を言ってるのかはわからないと思います。

ただこの事は障害や感覚(のズレ)といった話ではなく
何か科学的な根拠に基づくものであると思うんですね。
量子レベルの観点で見ればわかりやすいのではないでしょうか?

自分であって自分ではなく
過去の自分はもうすでに今の自分とは違う人物なのです。

連続した記憶があるからそれを自分だと認識しているだけであって
それがもし認識違いをしていたとしたらどうでしょうか?
過去の自分とは果たして本当に今と同じ自分であると言えるのでしょうか?

科学的にはやはり違う人物であると言えそうですが
自分の感覚や記憶を頼りにして見ると
やはりどうしても同じ自分だとしか思えません。

しかし私はここが他の方と違って
あのときの私は本当に私なのだろうか?
今の自分ですら違う自分と同在しているだけではないか?と
感覚的にも解離(分離?)してしまってるんですね。

だからといって解離性人格障害などではありません。
自分は自分であるという感覚はハッキリとあります。

ただこの話は私個人が持つ感覚の話ではなく
一般的には私と同じような感覚が伴ってないだけで(気づけないでいるだけで)
人類誰しもに共通する、科学的な検証が必要な問題だと思うんですね。

自分は自分だけども自分ではない。
今の自分と過去の自分は違う自分。

この問題(感覚)は何を意味するのか?

人が成長とともに変化していく姿(性格やその様子など)や記憶の仕組みの解明まで
自分が自分たらしめているものとは何なのかを紐解いていけば
人々の心理や豊かな人生にも大きく貢献できると思いますし
基礎研究につながる材料だと信じてこれからも真相解明に取り組んでいきたいと思います。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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