ダイエットを勘違いすると摂食障害など健康を害してしまう

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:健康・美容・ダイエット

ダイエットにおける勘違いとは、体重の数値を目標にしてしまうことです。

確かに体重は数値目標として一定の目安にはなりますが
60キロや50キロと数値ばかり気にしてしまうと
何としてもその目標に向かって減量することだけが目的になってしまい
およそ健康的なダイエットとは程遠い、手段を選ばないただの痩せ願望になってしまいます。

実際それで痩せるのかといえばそうではなく
減量はできても体型はバランスの悪い、体にとっては健康を害すようなダイエットになってしまうでしょう。

ですからダイエットはただ苦しいものでしかなく
数値目標は達成したとしても結局途中で挫折してそのまま維持できずに
またリバウンドを繰り返してしまうんですね。

目標さえ達成できたらダイエットは終わりですから。

そんなダイエットは本当のダイエットではありません。
減量とダイエットは違うものであることをしっかり認識する必要があります。

もう一つ改めたいのは、何キロ痩せた(減った)という
減った数量に歓喜してしまうことでしょうか。

例えば10キロ(-10キロ)痩せたと喜ぶのは大間違いで
やはりそれで健康的に痩せられた(ダイエットに成功した)とは言い難く
肉付きなどの体型のバランスの悪さから、健康を害してしまうことになりかねません。

私が言いたいのは、数字に着目しないことです。

いくら体重の数値は自分の思っているのとは違ったとしても
見かけの体型のバランスが良く、全体的に整っていればそれで問題はないのです。

しかし体重の数値目標は達成していたとしても
見かけが悪ければ健康には悪いですし、減量に対する苦しみはいつまでも続いてしまうのです。
(これ以上また増えないようにもっと痩せなければならないという強迫観念や罪悪感にさいなまれる上に
体自身が健康体を求めて体重や体型を維持しようと機能するため)

実例と言いますか、具体的な例を言いますと
例えば私なんかは体重だけを見ればおよそ肥満とは言えない数値だとは思いますが
お腹周りの外見を見れば餓鬼みたいに中年太りの肥満体型なんですね。

体重の数字は低くてもポッコリお腹だなんて嬉しくありません。

皆さんはどうでしょうか?
体重の数値目標は達成していたとしてもお腹は出っ張ったまま。
それで体重が減った、ダイエットできたと満足ですか?

そんなダイエットではただ苦しみが続くだけです。

このように本当のダイエットとは体重の数値で一喜一憂するものではありませんので
きちんと健康的に取り組んでこそのダイエットなのだということをお忘れなく。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼