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コラム

風水における四神が表すものとは

2019年7月17日

テーマ:なるほどおもしろ心理学

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

皆さんは四神、四聖獣というものをご存知でしょうか?
「玄武」「白虎」「青龍」「朱雀」の4つの神様です。

方位で言うところの北を守護する玄武。
西を守護する白虎。
東を守護する青龍。
南を守護する朱雀。

姿形としては玄武は亀と蛇の融合体。
白虎は白い虎。
青龍は龍神。
朱雀は鳳凰(鳥)です。

ただこの四神は何を意味しているのでしょうか?
どうしてそれぞれがそれぞれの方位を守護しているのでしょうか?
そしてどうしてそのような姿(象徴)をしているのでしょうか?

私の考えるところでは
まず白虎は虎ですから、動物です。
動物が生きるのは大地。
つまり西は大地を表しているのです。

そして青龍は龍ですから、龍は水の神様であり、水脈の象徴でもあります。
つまり西と相対する東には生命の源である水を表しています。

次に朱雀ですが、朱雀は復活の象徴。
つまり蘇りや生き返り(再生)、もしくは繰り返しの象徴だと言えます。
何回も何回も繰り返す、永遠を意味していると言えるでしょう。

南には南国の暑いイメージがありますね。
これは鳳凰の炎、火の鳥を表しているわけです。

そして最後に玄武ですが
玄武は身体は亀、尻尾は蛇という
何とも変わった姿形をしています。

虎と同じく生き物の動物でありますから
大地を象徴しているとも言えますが
尻尾は蛇ですから、青龍のように水を表しているとも言えますね。
もちろん亀は水棲の生き物です。

これも同じく生命にとって大事な、大地と水の両方を表しているのかもしれません。

更にはそれぞれの特徴を併せ持っている融合体ですから
これは現在人類が研究しているキメラ細胞やiPS細胞といったように
人類の未来を予見・示唆しているのかもしれませんね。

つまり北の方角は未来を指し、南の方角から再生や再出発など
復活の再スタートを表していると言えるでしょう。

そして東西においては現在を表し
生命力にあふれている様子を大地や水といった象徴を通して
生き物で表現しているのかもしれません。

もちろん朱雀や玄武も生き物の類ではありますが
だからこそこれら四神が相互に作用して(影響し合って)
この宇宙の現在という次元を表現しているのではないでしょうか?

四神は主に風水で用いられることが多いですが
仏教で言うところの曼荼羅図に近いものなのかもしれませんね。

しかしいずれにしてもそこから何を学び取るか。

ただそれが何なのか言われている通りに聞いてるだけではなく
自分なりにいろいろ考えて学びを導き出すそのプロセスこそが大事なのだと思います。

皆さんは四神とはどのようなものだとお考えですか?
ぜひお話を聴かせてくださいね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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