妻に自分の後ろを歩かせる夫は支配的?
浮気は許せない。
絶対に浮気はして欲しくない。
本当にそのとおりだと思います。
浮気なんかされて気分よくないですよね。
腹立たしいと思いますよ。
許しがたい最低の行為。
よく考えてみますと
世間一般的には浮気は男性がするものと相場が決まっていますが
果たしてそうなのでしょうか?
女性も浮気をしているじゃないか。
なのになぜ男性だけが許されないのか。
男性の浮気に対して
女性の浮気については不倫などと言われますが
このコラムでは浮気と不倫の違いはさておき
表題にあるように、私はあえて「母性の浮気」と表現しました。
女性ではなく母性。
そして不倫ではなく浮気としたのには訳があります。
しかしここではその意味するところの違いよりも
感覚的に捉えて解釈していただきたいのですが
男性はよく浮気をするもの(浮気は付きもの)というように
確かに男性の浮気問題については女性は目の敵にする方が多いでしょう。
では女性は浮気はしないのかというとそうではありません。
いわゆる一般男性に対して絶対に浮気はしないという女性でも
我が子に対してはどうでしょうか?
女性は子供が生まれたら(子供を産んだら)
夫のことはそっちのけで
我が子にばかり気が行ってませんか?
あらゆることに対して子供が中心になっていませんか?
もちろん母親なので当然です。
我が子のことが一番で何がいけないのでしょうか。
私が言いたいのはそういう問題ではなく
これが私の言う、「母性としての浮気」なんですね。
母親として夫のことはだんだん疎ましいだけの存在となり
子供の方に気が行ってしまうんですね。(男性の浮気と同じ状態に)
この状態がいけないということではありませんが
いわゆる女性(妻)から見捨てられた男性(夫)にとっては
妻に浮気をされてるのと同じ状態になるのです。
夫の浮気は許せなくても、女性自身も母親として、子に浮気をしているわけですね。
浮気という言葉の意味合いで考えて解釈すると
大きな誤解を与えてしまいますが
対象が誰かで考えるのではなく、あくまで状態として考えてみてください。
だからこそ私は「母性としての浮気」と表現したのです。
もしこのような状態にならないように
夫ともに子と平等に接することが出来たなら(浮気状態の解消)
夫婦仲も改善していくかもしれませんね。
あるいは男性の浮気問題に対して
また違った捉え方や見解が得られるのではないでしょうか?
浮気をする男性の気持ちが少しでもわかるかもしれません。
夫婦関係および男女の恋愛関係や浮気問題に対しても
心理学の観点からサポートさせていただきますので
真摯に問題と向き合いたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。