丸山議員の「戦争」発言による辞任問題について ~何が焦点になっているのかを再考してみる~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

丸山議員の北方領土に関する、「戦争」発言による辞任問題が物議になってますが
私も内容や経緯がわかりませんので何とも言えないんですけど
確かに発言自体は失言を超えた暴言だと言えるでしょう。

速やかに謝罪をして、辞任・辞職をするのが相当な対応だと思います。

しかしここで一つ考えてみたいのが
今回の丸山議員の一件のみならず
人の発言一つでいちいち辞職していては、人がいくらいてもなり手が足りませんし
運営も成り立たないのではないでしょうか。

発言の自由も尊重しながら、人それぞれものごとへの捉え方や考え方を統制(制限)してしまわないためにも
ある程度の自由や公平さは保たれるべきだと思います。

確かに今回の丸山議員の発言は許容範囲を超えた逸脱したものではありますけども
私も到底容認、擁護するわけではありません。
やはりここは辞任するのが正当な責任の取り方だとは思います。

ただ今回の物議がただの辞める辞めないの応酬になっていないかということ。

発言に対する議員ご本人の考えや謝罪などの態度を示してもらい
今回の件から学んでもらって猛省し
社会のご指摘や叱責を鑑み、考え方や心を入れ替えて新たな気持ちで取り組んでもらうことも
また一つの道ではないかと思うんですね。

それでは禁止薬物に手を出した者に更生の道はないのかということ。
それと同じ意味でです。

何度も言いますが、もちろん擁護するつもりはありませんよ。

本当に客観的に遠く離れた視点からものを言ってるだけですので
私自身の学びに対する考え方の一つとして一考してみただけです。

このような発言に対する批判でもそうですが
人を批判(批難)するだけでは何の問題も解決しません。

人を批判するだけではなく、そこから何かを学び取ることが大事なのではないでしょうか。

許す許さない、辞める辞めないではなく
一旦思考や感情を場外に置いて、改めて出来事を捉え直してみること。

これは心理カウンセリングでも非常に重要な
また一つ人が成長するための、前進していくための“学びや気づき”の効用です。

本当に詳細がわかりませんので何とも言えないのですが
丸山議員も実際戦争に向けて本気で推し進めようとしてるわけではないでしょうし
発言一つを取り上げて辞めろ辞めないだの
そこには何の学びもない、まるで幼稚なケンカのようにも思えてなりません。

これからどのように態度を改めていくのか?

そのための一つの対応として
まずは辞任するのが妥当なのではないでしょうか?
そしてやり直すならそこからまた一からやり直す。

今回の件で私は単純に辞めさせることだけが先行しているようにしか思えないのですが
皆様はいかがお考えでしょうか?

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専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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