いつも居るのが当たり前?失って初めて気づく、自分にとってかけがえのない人 ~喪失感によるつらさと苦しみ~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

今までは特に何とも思ってなかったけど、あるいは少し重荷に感じてたような人でも
いつも一緒に居て長年連れ添ってきた人が突然居なくなると
たちまち寂しさを感じるものです。

しかもそれが永遠に帰ってこない永久の別れだったとしたら
その喪失感は計り知れないものになります。

本当に今までは特に何も思ってなかったのに
いつも居ることが当たり前だった人が突然居なくなったら
自分でも今まで味わったことのなかった感覚に覆い尽くされるでしょう。

一瞬何が起こったのか把握できずに、また受け止められずに
言葉では表現し難い感覚だけがいつまでも自分の中を駆け巡り
そのショックはその後の人生を大きく一変させる出来事として
いつまでも忘れることはできなくなります。

普段当たり前だった存在が突然自分の前から居なくなる。
頭では自分にとって必要な人だったとわかっていても
いざその現実に直面したら理屈では処理できなくなるのです。

失ってから初めて気づくその人が居てくれることの大切さ。

特に今まで何とも思ってなかった時の喪失感ほど耐え難い苦痛はありません。

もう二度と帰ってこないのです。
自分の記憶の中で思い出すのが精一杯。

そしてその人は二度と帰ってこない。

これほどの苦しみが他にあるでしょうか。

そのショックたるや今頭でわかっている想像できる範囲よりも
遥かに超えて大きなショックとなるんですね。

何となく予見していたならいざしらず
その瞬間までは何事もなく、ついさっきまで当たり前のように続くと思っていた日常が
突如として消失するその苦しみはとても一人で耐えられるものではありません。

自分で自分を支えられなくなるのはもちろん
そんな時に人の力など無力なのです。

そんなショックを体験したことはありますか?
そんな感覚を味わったことがありますか?
もう二度と自分の元に帰ってこないのですよ。

普段居て当たり前だと思っている人が
本当は自分にとってかけがえのない大切な存在だったということに気づいていますか?

失ってから初めて気づくようでは遅いのです。

まさに取り返しのつかない事態が起こってしまう前に
今ある環境を振り返り、自分にとって大切な人の存在に気づいてください。

あなたにとってかけがえのない人は
常にあなたのそばにいるはずですよ。

物理的にではなくても、精神的支柱として(心の支えとして)
常にあなたのそばにいるはずです。

失ってから気づかないように、ぜひ自分の心に気づいてくださいね。

もしよければ私がお話をお聴きいたしますので
あなたの心の支えになれるよう、今感じているお気持ちを全てお話くださいね。
無力ではありますが一生懸命にサポートさせていただきます。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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