見えない苦しみの原因が何なのかを知る手がかり ~自分の苦しみは自分が原因ではない~

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

今から本当に当たり前のことを言いますよ。

細かい話は抜きにして、単純に考えてですが
人は何でできている(構成されている)と思いますか?

人は何でできているのかというと、細胞でできてるんです。

つまり人は人間であって、細胞なんです。
(つまるところ人ではなくて細胞)

人間は人間だとしか思ってませんか?
このように見方を変えれば、人間も人間である以前に細胞なんです。
小さく見れば人間じゃなくて細胞の集まり。

それを人間と言っているだけ。

ではこの宇宙に溢れるもの、そして私たちの周りにあるものは何なのでしょうか?
もしかするとそれらも皆、何かの一部なのかもしれませんよ。

私たちの体に流れるたった一滴の血液からわかる情報には膨大な量の情報が含まれてますが
あまりにも多すぎる情報からはむしろわかることが制限されてしまうのです。
情報は小さく絞ったほうがより詳細を知ることができるんですね。

では私たちが見ている世界は本当に現実を見ているのかというとどうでしょうか?
一滴の血液のように、何かの一部を捉えているだけではないでしょうか?
それをこの世の全て、現実だと思い込んでいるだけで
見ているのは一部の情報。

私たちはあまりに多すぎる情報の一部だけを見て
自分が(人間が)万物の中心であるかのように思い込んではいないでしょうか?

結局楽しい思いも苦しい思いも全部自分が感じてますから
自分が何かの一部であることなんてわからないのです。(感じられない、実感がない)

ですが感じているのは私たち人間ではなく細胞だとしたらどうでしょうか?
細胞はつまり私たち自身のこと。
自分ではない何か別のものではありませんよね。

その細胞も1個だけではなく、その一つ一つがそれぞれ感じているはずです。

では自分が感じていることは他の何かも感じていることだとは思いませんか?
自分だけが感じているのではなく、他の何かを通して自分も同様に感じているだけだと。

私が考えるのは、感覚と言ってもただの情報でしかないということ。
この世は全て情報で満ち溢れています。
それは私たちが思い込んでいる文字情報やニュースで知るような情報に留まらず
私たちを構成しているDNAですらも皆情報なのです。

そのDNAや細胞も感じているように感じるとは感覚のことではなく
情報を所有(または共有)している状態を人間の言葉で「感じる(感覚)」と言っているに過ぎません。

当たり前のことを何でも当たり前だと思ってませんか?
では当たり前とは一体何なのでしょうか?

それは単なる私たちの思い込みなのかもしれませんね。

当たり前だと思っている悩みや苦しみも
実は何か別のものの影響で自分が“感じているだけ”なのかもしれませんよ。

その原因を心理カウンセリングを通して私と一緒に探ってみませんか?
あなたが悪いのでもあなたのせいなのでもなく
何か別のところに原因になる情報が隠されていて見えなくなっているだけなのだとしたら
その悩みは自分の力だけで解決できるものではないことをぜひ憶えておいてください。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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