1分でわかる、精神的苦痛からの解消法 ~悩みという時間の概念~
現代宗教の間違いは、全員を救わんと欲するところ。
ありとあらゆる人、全員を救おうとするのではなく
求める人にだけ導いてあげれば良いんですね。(道を教えてあげる)
そもそも自分も救われてないのに、どうしてそんな人が他の人を救えるのでしょうか?
人は救われるものではありません。
苦しみの世界に生きるのが私たち(この人間界)なのです。
ですから六道でも、人間界という階層があるわけです。
その中に生きるのが私たちであって
人間(人の一生、人生)を中心として極楽とか地獄とか他の世界があるわけではないんですね。
六道と言ってもそういう世界がある(存在する)のではなく
人間というものがどういう存在であるのか(どういう階層、どういう位置にあるのか)
本来の宗教は教えとして説いているだけなのです。
人の一生もまた循環システムの一部でしかないわけです。
第一、救いとは何でしょうか?
人間だけが救われたらそれで良いようなのが救い?
宗教はそんなことを言っているのでしょうか?
宗教が人間にとって、自分だけに都合が良いような救いを言ってるなら
だったらなおさら宗教が言う救いの概念の解釈を改める必要があるでしょうし
宗教は決して人間を救ってあげますよというようなことは言っていないはずです。
このように人間を中心に物事を考えていると
本来宗教が教えている内容(原典)を取り違えて解釈してしまいます。
高次元の存在や魂といった概念も、やはり私たちの魂は知っているから存在するのであって
頭で考えているレベル(知識や思考)でいくら考えても
私たち人間に未知を知覚することはできません。
人に人は救えないのです。
人は互いに支え合って生きていく。
それが人間の世界でのつとめであり、役割(使命)なのです。
六道はそれぞれ別の世界があるのではありません。
そういう世界が別の次元に存在するのではなく
全てこの世にある摂理を説いているだけなのです。
輪廻とは循環。
全てこの世のシステム、自然のシステム。
死んで生まれ変わるのでも生き返って復活することでもありません。
現代宗教がなぜ教えの解釈を取り違えて今に伝わっているのか。
そのヒントは“伝言ゲーム”にあります。
伝言ゲームの性質をよく理解すれば、その謎も解かれ、より真相に迫っていくことができるでしょう。
そこにこの宇宙の真相についての答えが隠されており
私たちは私たちという存在なのではなく、魂の存在(繋がりの一部)であるということを思い知らされるのです。
宗教から教えられることはまだまだたくさんあります。
それこそ宇宙の深淵ほどの智慧が集約されているのですから
今に教えられてるような教えをそのまま解釈するのではなく
物事の本質を捉えた見識(心眼)を持ってその智慧を拝借いたしましょう。
もしもあなたの魂が何かを感じ取ったとき
それは悟りの世界を知るための開眼準備が整ったと言えるのかもしれません。
これは決してオカルトや独特の宗教観(思想)の話をしているのではなく
私たちが生きるということの意味、そして生かされているということへの本質に立ち返り
現代をより良く生きるための糧にしていただきたいとの思いでお伝えしているものです。
あなたを支えてくれてるものが答えを教えてくれます。
これからの人生を導いてくれます。
私もそのお手伝いができますよう、お力になれますよう
心理カウンセリングを通して社会貢献してまいりますので
私に何かできることがありましたらどうぞお気軽にご連絡くださいませ。
頂いたご縁を大切に。
人と人との繋がりを大切に。
求める人の支えになれますように。