情報量の見直しと改善でアピール力がアップする ~情報はシンプルにした方が伝わりやすい~

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

自社の商品やサービスをアピールする際に
チラシを打ったりホームページで情報公開すると思いますが
いくら魅力を伝えたいからといってアピールポイントなど情報量が多すぎると
受け手にとっては混乱を招くだけで、結局何が言いたいのかわからずに
その情報に目を通さなくなるのです。(読む気が失せる)

これは詐欺行為に応用される場合には見落とさないように気をつけなければなりませんが
トラブルを避けたいがために注意書きが多すぎたり
あれもこれもと商品の魅力を並べ立ててしまうと
受け手には何も情報が伝わってないと思っておいた方が良いでしょう。

ですから人に何かを伝えたいような場合は
何かコレ!といった自分が本当に伝えたいアピールポイントを数点に絞って
情報をシンプルに(簡素化)する必要があります。

もし補足説明や補助的に情報を載せたい場合でも
それらの情報は別に一つにまとめて、項目ごとに分けて掲載しておけば問題ありません。

詳細な情報を知りたい人は自動的に自ら調べるでしょうし
いくら親切丁寧に細部まで情報を掲載しても、気のない人はそこまで目を通しもしないどころか
せっかくパッと目に止まって気を引いたとしても
情報量の多さに読む気が失せてすぐに離れていってしまいます。

自分がそれを読む側になったらどうでしょうか?

会話などでもそうですが、あらゆる情報は自分発信の自己中心的な方法ではなく
反対の立場を考えて、客観的に伝えた方がより伝わりやすくなるんですね。

自分のこうして欲しい、こうしてもらいたいという思いは相手には届きません。
熱意は伝わってもそれが実際の行動には繋がらないのです。
(だから人を変えようとしても現状は何も変わらないと言われるのです)

何でも情報はシンプルに、よりスマートに。
まずはコレといったポイントをアピールしてから
詳細については後から補足説明するようにすると相手に伝わりやすくなりますよ。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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