ドーピング問題と陽性反応は一緒くたにしてはならない

宮本章太郎

宮本章太郎

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

オリンピックやスポーツ競技につきまとう問題に
ドーピング問題があります。

薬物検査で陽性反応が出たからといって
必ず悪意があって意図的に使用したと
まるで犯罪者のように仕立て上げるのは早とちりではないでしょうか?

スタミナドリンクや栄養ドリンク、滋養強壮に精力剤
風邪薬など思わぬところから陽性反応が出るわけですから
必ずしもドーピングをしようとして使用したとは限りません。

私たちはどうしてもドーピング=禁止薬物のように考えがちですが
陽性反応=ドーピングの違法行為ではないことを理解する必要があります。
(規定違反ではあるかもしれませんが違法行為ではない)

陽性反応が出ただけで許されないのなら
私たちは普段栄養ドリンクや風邪薬など服用しないのでしょうか?
法律違反として罪を犯しながら生活してるのでしょうか?

私たちはよくてもアスリートは使用禁止?
そんなおかしな話はありません。

もちろん使用しないように、陽性反応が出ないように気をつける必要はありますが
陽性反応が出たからといって全て悪だと決めつけるのは間違いだと思います。
(少なくともメディアなどでの取り上げ方、伝え方はそのように感じます)

しかしロシアのドーピング問題が言われているように
ここまで多くの選手が問題になるのは何か原因があるのだと思いますし
組織的な意図があるのではと疑われても仕方のないことです。

ですからぜひ原因究明を願いますが
ドーピング問題に限らず、何でもかんでも言われてることを真に受けて感化されないように
私たちも私たちで気をつける必要があります。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

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