人は自分の心理にはあらがえない。だったら心理学を上手く利用してやればいい
生命力がみなぎっている若い時には特に宗教なんて必要性はないですけど
宗教が本当に力になるのは大切な人の死に直面した時などどうしても心の支えが必要な時です。
人は頭ではわかっていても心が受け入れられない事が沢山あります。
宗教(あるいはスピリチュアルでも)は自分が健康な時にはなくても問題ありませんし
生きていくのに特に必要もありませんが
理屈ではどうにも出来ない心が壊れてしまいそうな時にはなくてはならないものだと思います。
宗教は何か修行をして悟りを開いたり誰かを正しい教えへと導いたり
罪と罰の回避のために善行を推奨するようなものではなく
宗教の説く教えこそ私たちの心を支えてくれる役割を果たしてくれると思うんですね。
その教えを信じるか信じないかではありません。
ただ心を支えてくれるもの。
それが宗教の果たす役割だと思います。
説法や説教など一方的な教え込みみたいなものはもってのほかで
何らかの対象を崇拝するようなものが宗教ではないんです。
ですから心が健康な時には特に宗教は必要ないですが
やっぱり誰かに支えて欲しい時や頼りにしたい時には心の拠り所が必要です。
それが宗教の役割だと思うんです。
なかなか人が相手だと相手の都合もありますし
こちらの思う通りに相手が応えてくれるとは限らないので難しいですよね。
しかし支えてくれるものがなければ心が崩壊してしまいそうになり
自殺に至る程の苦しみに襲われます。
そこで宗教の果たす役割が心の支えだと思うんです。
人の心の支えになるもの、人の心の拠り所となるもの
それが宗教の果たす役割ではないでしょうか?
神様仏様、何でも良いんです。
すがりたいんです。
助けて欲しいんです。
ただそばに居て欲しい受け止めて欲しい、それだけで良いんです。
そういうものが宗教であって良いんじゃないですか?
何も変な教えとか修行とか、そんなのが宗教じゃなくて良いんです。
人を常に正しく導くなんて必要ありません。
私はそう思います。
しかしそうではなく、やっぱり人の支えが必要な時にお役に立てるもの、心の拠り所になるもの。
それが心理カウンセリングの役割なんだと信じて
皆様の心の苦しみが少しでも軽くなるようにご支援していきたいと思います。