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宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(みやもとしょうたろう)

京都カウンセリングラウンジ

コラム

他力本願の本当の意味とは ~自力と他力の本質は同じ~

他力本願というと、何でも他人にやってもらって自分は努力しないというイメージがあります。

しかし他力本願の本当の意味は
どうやら上で述べたような一般的に思われてる内容のものとは違うようです。

例えば何かああしたいこうしたいと思ってても
自分の力や自分の意志ではなかなか実現出来ませんし
そもそも今の状況(環境など)を変える事も出来なければ、抜け出したりするのも困難です。
それが出来ればとっくに自分で何とか出来てます。

このように、何かこうしたいという願望があってもなかなか現実には変えられませんから
自分でどうにも出来ないなら他人の力を借りて実現する。
これが他力本願の本当の意味なんですね。

自分は何もせず、何でも他人にやってもらう人任せとは違うのです。

ですから他力本願の本領を発揮したければ、自分は他人に力を貸してもらえるように
今の自分に出来るあらゆる努力を尽くさなければならないのです。
他人に自分の力になってもらえるように働きかけたり、何かしら努力をする必要があります。

といってもここで言う他力本願とは、実は自分が何か努力したり他人の力を借りて願望を成し遂げるというより
むしろ自分の願望は捨てて他人の役に立つ事そのものが自分の願望であり
周りに流されて状況に抗わなければそれが自分の願望として
自分が直接何か努力せずとも願望を成し遂げられるといった意味合いの方が強いでしょう。

そのための努力はするんですが、自分の願望や欲を捨て、ひたすら他人のために尽くす事で自分を活かす。
そうすれば自分の価値も高まって自己肯定感も増しますし
自分の願望や欲望としては何も成就しなくても、世の中や人の役に立つ人間として自分のしてきた努力が報われる事で
人の役に立ちたいという願望が達成できる。
これが他力本願の本当の意味なんですね。

人に重宝されるために自分の欲を捨てる事、そしてひたすら人に尽くす事。
これが他力本願の本質というわけです。(他の人の力になる事を本願とする)

何となく皆さん感じてらっしゃるかもしれませんが
人は何かと他人を評価したがりますし、自分が心地良ければ好評価で、気に食わなければ相手をおとしめます。
これはその人の性格や心理的な問題ではありません。

これが人の世のシステムだからです。

このように自分は何もしなくても人が勝手に評価してくれる事を利用して
世のため人のためなど人が好評価をしてくれるような事をしていれば
自分が何か評価を得るために努力しなくても、他人が自分の評判を良くして力になってくれるというわけです。

ある意味では他人の力を利用して自分の地位を向上してるようにも見えるので
他力本願は自分は努力をしないズルい人間の考え方みたいに勘違いされていますが
本来はやはり努力が必要で、人の世のシステムをうまく利用した賢い人間の処世術(方法論)だったんですね。

本当に努力も何もしない人間なんて、それこそペットか家畜以下の存在でしかありません。

ペットや家畜でも人のためになってくれてる素晴らしい存在なのですから
自力であろうと他力であろうと、きちっと本願(目的)を持って生きていきたいものです。

“心理学でエンターテイメントを提供する”
京都カウンセリングラウンジ
宮本 章太郎



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