嫌がらせには後手必勝! ~戦う前に勝つための工夫を~

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

人に何か言われてカチンと来たり感情的になる事もありますが
何でもすぐに反抗や反論をしてしまわない事です。

事前に何の準備もないままに反抗しようとしたところで負けてしまいます。

もし気に障る人が居ていつもチクチク言ってくるような人は
普段は何を言われても素直に返事しておくかサラッと聞き流しておくのです。
ナニクソと思ってもそこで言い返してはいけません。

そして言われた事をきちっとこなし
出来ても出来なくても構いませんから、とにかく自分なりに一生懸命やってみるんです。
例え無理難題だと思っても出来るわけないでしょとここで抗わない事。

相手の言ってる事や言い方は関係ありません。
気にはなっても気にしてはいけません。
ひたすら自分のやるべき事をやり続ける。
言われた事をやろうと努力してみる。

といっても言われたままに従うのではありませんよ。
別に出来なくても構いませんし
相手の言ってる事は聞き流して自分なりの努力を続けてください。

それでもしつこくチクチク言ってくるかもしれませんが
その状態で済んでるなら相手の言動は気にする必要はありません。
そのまま自分なりのやり方を続けててもそれ以上悪化する事はありませんし
別にイヤミや嫌がらせではなく、この人はこんな人なんだなと心の中で思っておけば良いのです。

今は勝てないかもしれませんが、後で打ち勝てます。

言われ続けてしんどいかもしれませんが
特に気にしなくても最低限の関わりだけで、なるべく関わらないようにすれば良いんですね。
ただ黙々淡々と自分のやるべき事をやり通す。
言われてうっとうしいだけで、あなたにそれ以上の被害はないのですから。

問題はここからです。

もし相手がイライラの限界を超えて勝手に暴走し
あまりに理不尽な事をあなたに言って来た場合
そこでようやく「こうじゃないですか?」と言葉を返すのです。

言葉を返すのであって、口答えするのではありませんよ。
相手にケンカを売ってはやはり自分が負けてしまいます。

それまでは気にせずとはいうものの、虎視眈々と反撃の機会を伺いながら
ここぞという時に備えて事前に準備をしておくんですね。
相手と戦ったりケンカを売るような準備ではなく
あなたの言ってる事は自分の都合ばかりで理不尽じゃないですか?
私はやる事はやってますし、無理難題ばかりふっかけといて言われた通りにしろだなんて
これ以上私にどうしろと言うのでしょうか?と
相手の言ってる事の何がおかしいのかに気づいてもらうようにするんです。

直接上記のような言い方をするとケンカを売ってるようになりますから
そこは自分なりに考えて上手く対応してください。
(ケースにもよりますので、あなた様に合わせたやり方は心理カウンセリングを通して学んで頂けます)

このように相手の理不尽に対して冷静に対応するためには
普段から事前の準備ややるべき事はきちっとしておく必要があります。
あまりに理不尽な事を言われた時にスッと切り返せるよう
その場で焦ってすぐに反抗する事のないように、時間をかけてじっくり準備をしておくのです。

何せ事前に何の準備もなく、言われていきなり応戦しようとするから負けてしまうんですから。

相手に言い返す余地を与えず自分の言葉に説得力を持たせるためには、常日頃の言動が大切です。
相手に何を言われてもすぐに口答えはせず、自分は自分のやるべき事をきちっとしていれば
何か理不尽な事を言われた時でも無理なら無理ですと言えますし(なぜ出来ないのか、出来ない理由をはっきり言えるようにしておく事)
相手が他にやり方を教えてくれたらそれはそれで自分の成長に繋がりますので(相手の言い方は別として)
教えて頂いてありがとうございますとお礼を言えば良いんですね。

最初から負ける戦(いくさ)はやらない。
相手が戦を仕掛けて来ても全て受け流し応じないようにするんです。(機が熟すのを待つ)
だからといって相手の言いたい放題言われっ放しのまま、ただひたすら我慢し続ける事じゃありませんよ。
言うべき事があればキッパリ言ったら良いですが、余程の事でもなければいちいち反抗せず
相手がいよいよしびれを切らして打って出た時を狙うのです。

そしたらあなたは負けない。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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