患者様の心に寄り添う医療 ~本当に必要な支援とは、相手が何を求めて訴えてるのかに気づく事~

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

私のようなカウンセラーならクライエント様
接客サービス業であればお客様
そして医療で言えば患者様ですが
特に医療関係においては患者様の症状を診てるのか?それとも患者様の人を見てるのかでは
お医者さんの診察内容や対応もずいぶん違ってきますし
患者側にとっても安心感や信頼感が大きく違って来ます。

確かに訴えてるのは症状で、病気や症状を治して欲しいわけですが
ガンや糖尿病、認知症のような不治の病とされる病気や、あるいは生命に関わるような重い病気の場合は
例え病状が回復しなくても、本当に求めてるのは心の安らぎだと思うんですね。

少しでも気持ちが楽になりたいんです。

病状が良くなるに越したことはないですが
病が治らない事くらいわかってます。

だけどそんな病気の治療や手術より、本当に見て欲しいのは、目を向けて欲しいのは
病状そのものより病を患ってる心の苦しみやその中身だと思うんです。

もちろん病気が治るに越したことはないですよ。

まずお医者さんにこの心の苦しみをわかってほしい、そして安心させて欲しい。
その上での治療や患者さん自身の努力ではないでしょうか。

ただ症状だけ診てもらっても、病に苦しんでる自分を見て欲しいという患者の心が救われない限り
本当の意味での患者さんを病から救う事は出来ないと思いますね。

それならとっとと病気だけ治してもらいたいです。

このように医者は患者さんの何を見るか、どこを診るかによって
患者さんに対する接し方や扱い方も変わってくるのです。

余計なしなくてもいい処置や処方だけして点数稼ぎばかりしてないで
きちっと患者さんの心に向き合ってもらいたいです。
する必要のない診療はしなくてもいいんです。

それは自分のための診察であり、患者様の心に向き合った診療ではありません。

私も心理カウンセリングを生業とする上で
自分のためのカウンセリングになってないか?
常に心がけながら丁寧にクライエント様と向き合っていかなければと思います。

そこに気づけるかどうか?そしてクライエント様からの信号をきちっと受け止められるかどうか?
心理カウンセラーとしての手腕が問われる部分ですので
今一度気を引き締めつつ、心して精進していかなければなりません。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

宮本章太郎プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

心理カウンセリングのプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ京都
  3. 京都のメンタル・カウンセリング
  4. 京都の発達障害
  5. 宮本章太郎
  6. コラム一覧
  7. 患者様の心に寄り添う医療 ~本当に必要な支援とは、相手が何を求めて訴えてるのかに気づく事~

宮本章太郎プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼